「ライター」コピペとリライトの意味と定義とは?オリジナル記事の書き方

ライターをやっていると、よく出てくる「コピペ・リライト禁止」の文言。

誰かの記事をそのまま書き写したり、記事の内容を盗むのがNGってことは誰でもわかっているはず。でも、どこからどこまでがコピペ・リライトになるのかよくわからないですよね…

実は自分が気付いてないだけで、けっこうコピペ・リライトしてしまっている人が少なくありません。意外とプロ認定のライターでも居るんですよね。

ライターとして稼ぐなら、コピペ・リライトは信用問題に関わってくるので今一度意味と定義を確認しておきましょう。

「せっかく時間をかけて書いたのに、拒否されて報酬が得られず、時間が無駄になった…」

「クライアントからの信用を失い、仕事が減ってしまった…」

なんてことにならないためにも、オリジナル記事の書き方をマスターしましょう!

コピペとリライトの意味と定義

コピペ(コピー&ペースト):文章の一字一句をそのまま書き写すこと

リライト:一部だけ言葉を入れ替えて書き写すこと

コピペもリライトも、誰かが書いた文章を書き写すことを言います。

その程度によって、コピペになるかリライトになるかが変わってきます。例えば、以下の文をコピペとリライトに分けてみます👇

「ライターとして稼ぐなら、コピペ・リライトは信用問題に関わってくるので今一度意味と定義を確認しておきましょう。」

コピペ:「ライターとして稼ぐなら、コピペ・リライトは信用問題に関わってくるので今一度意味と定義を確認しておきましょう。」

リライト:「ライターで稼ぐなら、コピペ・リライトは信用問題に関わるので今一度意味と定義を確認しましょう。」

コピぺはそっくりそのまま書き写しているだけなので、ダメなことだと理解できる人は多いですが、リライトはけっこうやってしまっている人が多いです。

部分的には言葉を少し入れ替えている感じです。

でも、内容はほぼ同じですし、コピペチェッカーツールで調べるとNG判定になるはず。

クライアントが求める記事は、オリジナルの記事です。自分の言葉を使って文章を作る必要があります。

オリジナル記事の書き方

オリジナル記事とは、自分の言葉を使って文章を作った記事のこと。

例えば、先ほどの文章をオリジナルの文章にしてみてましょう↓

「ライターとして稼ぐなら、コピペ・リライトは信用問題に関わってくるので今一度意味と定義を確認しておきましょう。」

オリジナルの文章:

「ライターで稼ぐのに必要なのがオリジナルの記事です。コピペやリライトはクライアントからの信用を失い、自身の評判を落とすことになるので、意味や定義についてよく理解しましょう。」

内容的には同じようなことを言ってますが、書き方は違いますよね。

これが自分の言葉を使って書く、オリジナルの文章です。単語を全て変える必要はないですが、自分の頭で考えた文章をつなげることが大切。

リサーチは要点だけをピックアップしよう

どうしてもコピペやリライト風な文章になってしまう場合は、リサーチが良くない場合もあります。

あまり知識がない記事や、ちょっと調べ物をしようと思った時、検索しますよね。

検索結果に出てきた情報をもとに、リサーチしていきますが、リサーチする時に文章をそのまま取り込んでしまうと、どうしても自分らしいオリジナルの文章が作れなくなります。

なので、リサーチする時は要点だけかいつまんでメモするクセをつけましょう。

そのメモをもとに、肉付けしていくような感じで、自分の言葉で文章を作っていくと良いです。

そもそもなぜコピペ・リライトがダメなのか

ライターとして活動していても、そもそもなぜコピペやリライトがダメなのか、よくわからないかもしれません。

著作権などの問題もありますが、一番はグーグルの検索順位が下がるからです。

グーグルは、個性あふれるオリジナルの記事を求めているので、オリジナリティあふれる記事は検索結果上位に表示されやすくなります。

検索結果上位に表示されると、ブログ・サイトの訪問者が増え収益も増加します。

逆に、コピペやリライト記事が多いと、低品質なブログ・サイトと判断され、検索順位が下がってしまうんです。

そうなると、訪問者が減り収益も減るのでコピペ・リライトはダメなんですね。

ライターをやっていると、自分がブログ・サイトを運営しているわけではなく、ただ記事を提供しているだけなので、あまり危機感を感じないかもしれません。

でも、運営側からするとブログ・サイトが検索順位圏外にはじき出されると死活問題です。

実際、コピペやリライト記事は元になった記事よりもはるかに検索順位が低くなりますし、一定期間は良くても検索順位圏外に飛ばされて戻ってこない可能性も高いです。

そういうブログ・サイトをたまにですが未だに見かけますね。

クライアントとの信用を築き仕事を手に入れよう

私がまだライター初心者だった頃、クラウドソーシング経由で大きなライターのグループに招待されたことがあります。

一つのサイトにたくさんのライターさんが居て、私が居たそのグループは通常時十数人~数十人のライターでにぎわってました。キュレーションの典型です。

チャットワークでタスク管理をしつつ、定期的に自分が執筆した記事に関するフィードバックがあったんですが、そのフィードバックの内容は全員が見れる状態でした。

ある日、新しい初心者ライターさんが入った時のこと。

確か、40代後半から50代くらいの主婦さんとかだったと思いますが、記事執筆後のフィードバックでコピペ・リライトを指摘されていました。

そのクライアントは初心者ライターに慣れている感じで、最初はいろいろ大変かもしれないけど、徐々に慣れてこれから成長してもらえれば良いという感じでした。

で、次はしっかりオリジナルの記事を書いてください、とのことで修正を依頼し、その主婦さんは修正したんです。

が、またフィードバックでまだコピペ・リライトがあると指摘をされました。

さすがに修正した後で2回もコピペ・リライトがあると、その記事には報酬はお支払いできないこと、今後のお取引はご遠慮願いますとの通告があり、チャットワークのグループも退出することになりました。

記事の内容を見わけではないのであれですが、多分全てがコピペ・リライトだったわけではなく、一部だったんだと思います。

まだ始めたばかりだから、これから慣れていけばコピペ・リライトもなくなり、ライターとして活動できるのになぁ…ととても残念な気持ちになりました。

どうかあきらめないで欲しいなとおせっかいながらも思い、ひっそり応援してました。

その後その主婦さんがどうなったかはわかりませんが…どこかでライターを続けていたら良いなと思いました。

初心者はまだ仕方ないと思いますが、プロ認定されているライターでもコピペ・リライトが一部あることがあります。

私も以前記事を発注した時に、プロ認定ライターにもかかわらず、コピペ・リライト記事があり驚きました。

これは意図的にやっていると思ったので、修正依頼はせず自分で修正し、今後のお取引は控えさせていただきました。

今は良くてもいずれ必ず信用を無くし、仕事も失うことになります。それくらいコピペ・リライトには気を付けたほうが良いです。

逆に、コピペ・リライトにだけ気を付ければやっていけるので、ぜひ今一度意味と定義を理解し、オリジナル記事を意識して書いていきましょう。

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