出品を外注化しようと思っても、
「上手くできるか不安」
「何から始めたら良いの?」
といろいろ心配してしまいますよね。
私も始めるまではちょっとドキドキだったのですが、いざ始めてみたらなんてことはなく、とっても作業が楽になったのでもっと早く外注化しておけばよかった!と思ったくらいです。
そこで今回は、出品さんの募集の流れややるべきことをまとめてみました。
手順通り進んでいけばスムーズに外注化できるはずです。
外注化に慣れればバイマの作業がすごく楽になり、時間に余裕が出来てほかのことに使えるので、ぜひこの機会に外注化を本格始動して収益アップにもつなげましょう!
目次
外注化の始め方
外注化の流れはこんな感じです▼
ランサーズ・クラウドワークスで出品担当の募集
↓
応募が来たら募集文を確認し1品テスト出品をしてもらう
↓
テスト出品OKであればトライアル開始
↓
トライアルOKであれば継続
という形になります。
まずは、ランサーズとクラウドワークスで出品さんの募集をかけましょう。
ランサーズの方が利用者が多いので応募が集まりやすいですが、その分本気で仕事をしようと思ってない人も多いです。
クラウドワークスの場合はランサーズよりも利用者が少ない分応募も少ない印象ですが、その分専門スキルを持った人が多いと思います。
まずはランサーズとクラウドワークスで募集をかけ、その中から良い人を選んで発注していきましょう。
募集文はこちらの記事が参考になるかと思います▼
応募が来たら選定する
応募が来たら選定します。
出品はやってみないとわからないところがありますが、応募文を見れば雇うべきか、雇うべきではないのかが大体わかってきます。
最低限、下記の特徴に当てはまる人は雇わないほうが良いですね。
雇うべきではない人の特徴▼
・必要事項をちゃんと入力してない人
・自己PRのところに「稼ぎたい」「お金が欲しい」などの内容がある人
・短期間しか働けなそうな方
必要事項をちゃんと入力してない人
必要事項を入力してない人は、募集文をちゃんと読んでないということです。
募集文すらちゃんと読んでないということは、今後マニュアルを渡したりレクチャーしてもちゃんと読み込まなかったり話を聞いてなかったりする可能性が高いです。
私も以前応募してきた人の中で、必要事項の入力欄のところに
「全部該当します!」
と書いてあったことがありました。
パソコンのOSがWindowsなのかMacなのか、を入力する欄もあったのですが全部該当しますって…
絶対募集文をちゃんと読んでないですよね。
とりあえず雇ってみたんですが、トライアルはなんとか終えたものの、その後作業が途中で止まり、しばらく連絡が無かったり…ということがありました。
教えるのが大変だったり、教えても結局辞めたりするので最初から雇わないほうが良いでしょう。
自己PRのところに「稼ぎたい」「お金が必要」などの内容がある人
自己PRで「稼ぎたい」「お金が必要」と書いている人は、お金のことしか考えてないので今後良いお取引は難しいでしょう。
お金ももちろん大切ですが、仕事内容に一番関心を持ってくれる人を雇う方が良いです。
過去、自己PRに稼ぎたいので頑張りますと意気込みを書いていた人が居て、雇うか迷ったのですが一応雇ってみました。
でも、トライアルを発注してテスト出品をお願いしたところ、急にPCが壊れて作業が出来なくなったと言われ音信不通になりました。
そもそも、いくら稼ぎたくても履歴書に「稼ぎたいです」なんて普通書かないですよね。応募文は履歴書みたいなものですから。
常識的に考えてもずれていると思うので、採用は見送りましょう。
短期間しか働けなそうな方
3か月以内の短期間でしか働けない人も採用は見送りましょう。
出品作業は慣れるまでに時間がかかることが多く、長い人で3か月~半年くらいかかる人も居ます。
一生懸命教えているのに、マスターする前に辞めることになったら教えた労力がもったいないです。
できれば最低でも半年くらいは続けられる人を選びたいですね。
Skypeができない人
テスト出品が済んだらスカイプで出品作業をレクチャーします。
通話なのでカメラは必要なく、画面共有してこちらの画面の出品作業を見てもらう感じです。
スカイプをすることである程度相手との間に信頼感が生まれるので、今後の作業もスムーズになりやすいです。
スカイプを断る人は何か隠し事があったり、信頼できない人が多いので採用は見送ってください。
テスト出品をしてもらう
応募が来て採用を決めたら、テスト出品お願いの旨をメールで送りましょう。
テスト出品のお願いメールはこんな感じです▼
この度は当案件にご応募頂きありがとうございます。
〇〇(名前)と申します。まずはトライアルを受けていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
流れといたしましては、ランサーズで契約後、バイマ上でテスト出品をしていただき、無事テスト審査が終わりましたらスカイプで簡単な面談、トライアル開始となります。お仕事を始めていただくにあたって、まずはテスト出品をお願いいたします。
テスト出品は、〇〇様に一度バイマアカウントを作成していただき、〇〇様のアカウントで1品出品していただく形になります。テスト出品必須の理由ですが、以前バイマのアカウントが停止になった方、あるいはバイマのアカウントが停止になった方のお手伝いをされていた方ですと、当店のアカウントで出品した場合紐づけされる形で当店のアカウントも停止になる恐れがあります。
そのため、リスクを考慮しまして念のためテスト出品をお願いいたします。
トライアルも含め、お仕事開始からは当店のアカウントにて出品していただきますので、1品のみテスト出品となります。テスト出品の商品もこちらでご用意いたします。
テスト出品から審査まで、バイマ事務局による審査が入りますので、平日2~3営業日ほどお時間がかかります。
よろしければまずはトライアル〇件分〇円を依頼させていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。〇〇(名前)
※コピペするのではなくご自身の言葉で書き換えてくださいね。
「承知しました。
テスト出品をぜひ受けさせていただきたいと思います。
よろしくお願い致します。」
という内容の返信があったら、トライアル分として発注しましょう。
トライアル分を発注したら、テスト出品の内容を送ります。
テスト出品をお願いする
テスト出品用の商品は、過去販売されていたけど今はもう手に入らないような型の古いものを用意すると良いです。
商品は何でもよいので、スマホケースなど小物でも◎
タイトル
新作〇〇スマホケース/関税込み商品コメント
新作〇〇スマホケース*商品の特徴
・ラバー製
・iPhone6サイズ
・ホワイトカラー
・ロゴ入りカラー:White
サイズ:iPhone6用ケース買い付け地:アメリカ
発送地:日本
価格:15000円
上記内容を入力(口座登録やプロフィール登録などは不要)し出品してください、とお伝えして適当な画像も1枚送ります。
テスト出品の結果を連絡してもらう
バイマから審査結果のメールが来たら、全文を貼り付けして送ってもらいましょう。
まれにバイマから審査結果のメールが来ることなく、そのまま出品される場合もありますが、その場合もテスト出品OKです。
バイマからのメールが
・配送方法の修正依頼
・買い付け地や発送地の修正依頼
・出品でおすすめブランドの案内
などであればすべてテスト出品OKとなります。
・利用制限
・出品拒否
などの内容であればテスト出品NGなので仮払いをキャンセルしましょう。
スカイプで面談する
テスト出品OKであれば、スカイプの日程を決め、画面共有で出品作業をレクチャーします。
面談前にマニュアルをお渡しするとスムーズなので、面談日前にマニュアルを作っておきましょう。
マニュアルは、
- 画像加工の仕方
- 商品コメントの作り方
- タグの選択の仕方
- 色やサイズの入力の仕方
- 配送方法の選択の仕方
- 買い付け地の選択の仕方
- 金額の設定の仕方
を最低限まとめましょう。
スカイプでは、マニュアル通りに一度最初から最後まで出品してみます。
所要時間は大体30分~1時間くらいあると良いですね。事前にそれくらい時間がかかるということをお伝えしておくと親切です。
トライアル開始
スカイプが済んだら、トライアル開始です。
面談日までにトライアル分も出品リストをUPしておくと良いですね。
また、トライアルはグーグルスプレッドシートの出品表で管理するので、スカイプが終わったらGメールアドレスを聞いておきましょう。
Gメールアドレスの方に出品表やバイマログイン情報を送ると良いですね。
ランサーズやクラウドワークスは直接契約を禁止しているので、メールアドレスを載せると公開申請が必要になったりして、メールアドレスを確認するのに時間がかかります。
なので、スカイプの方にGメールアドレスを送ってもらいましょう。
良ければ継続して依頼する
トライアルでは修正点があってもあまり指摘せず、こちらが修正しつつ少しずつ改善してもらうよう指導するのが良いです。
最初から指摘しすぎると、仕事に対するモチベーションが下がりやすく、力不足なので…といずれ辞められてしまう可能性があります。
時間をかけて少しずつ教育していくイメージで、マニュアルもブラッシュアップさせつつ、よりわかりやすい指導をしていきましょう。
外注化に慣れれば本当に楽になります。
自分が作業しなくてもポンポン出品できますし、その分受注にもつながり、出品さんにも喜んでもらえます。
良いパートナーさんを見極めて、末永く良いお取引ができるようにしましょう!