記事は一度書いたらそれでOK、と考えている人が少なくありません。
特に、完成度が高い記事が書けた時は、もうそれ以上手を加えなくて良い、と思ってしまうものです。
でも、どんな情報にも寿命があります。
時間が経てば経つほど、必ず加筆修正すべき点が出てくるものです。情報が古くなってもそのままにしていると、いずれ記事の評価は落ち検索順位も下がってしまうんです。
なので、一度書いた記事は必ず加筆修正してください。
加筆修正も一度やれば良いわけではなく、定期的に何度も見直していくことで、記事は長く評価されて検索結果上位を独占することができますよ。
目次
過去記事を定期的に見直すメリット
過去記事を定期的に見直すのって正直めんどくさいですよね。
新しい記事を書くだけでも大変なのに、今まで書いてきた記事もさらに見直していくと…結構な手間ですし時間もかかります。
でも、手間をかけてでも時間をかけてでもやるべきたくさんのメリットが実はあります。
例えば下記のようなものですね▼
- 成約率(クリックや購入/申し込みなど)が上がる
- 検索順位が上がってアクセスが増える
- 関連記事も評価されブログやサイト全体が底上げされる
成約率(クリックや購入/申し込みなど)が上がる
記事を見直すことで、成約率が上がる可能性が高くなります。
内容がより分かりやすい記事、成約までの導線をよく考えた記事、読者を引き込む説得力のある記事に工夫することで、以前よりも成約が増え収益UPにつながるチャンスもあるのです。
要らない情報まで盛り込んだら逆効果ですが、必要な情報をわかりやすく、これでもかというくらいに親切に盛り込んで、内容を充実させると効果的です。
また、必要なら画像も増やすとさらに良いですね。
検索順位が上がってアクセスが増える
記事を加筆修正すると、「定期的に新しい情報・正しい情報にブラッシュアップ(更新)している」と、グーグルに判断されます。
すると、記事自体の検索順位が上がってアクセスが増えます。
グーグルは、オリジナリティある「読者にとって有益な記事」を求めています。
その有益な記事には、必要な情報がわかりやすく書かれていることも大切なのですが、正しくて新しい情報であることも条件の一つなのです。
実際、私も定期的にブログやサイトの記事を見直して加筆修正しているのですが、加筆修正した後は必ず検索順位が上がります。
サイトの場合、広告の数や配置などの関係で短期的に見ると収益が下がることもあります。
でも、長期的に見ると必ず上がるので、加筆修正は良い影響しかありません。
ただ、グーグルのアップデート直後だけは加筆修正しないでくださいね。アップデート直後はしばらく順位変動が続くので、下手に修正すると圏外に飛んで帰ってこないことがあるので…
関連記事も評価されブログやサイト全体が底上げされる
一つの記事を加筆修正すると、その関連記事や内部リンクしている記事も同じように評価されます。
評価された記事が増えることで、ブログ・サイト全体の評価が底上げされることになります。
すると、記事単体でも検索順位が上がり、さらにブログ・サイト自体の検索順位も上がってよりアクセスが稼ぎやすい環境になるんです。
長期的に検索上位を独占するためにも必須かと思います。
過去記事の加筆修正の仕方
過去記事の加筆修正の仕方はとってもシンプル。
足りない情報があれば付け足し、要らない情報があったら削ります。よりわかりやすく、説得力ある充実した内容にすることがポイントです。
私の場合、下記に気を付けています▼
- 必要な範囲内で文字数を増やす
- 必要であれば画像も増やす
- わかりやすい言葉にかみ砕いたりていねいな説明に変える
- 文字装飾や大きさなど見やすさも意識する
- 内部リンクをしっかりと貼る
一つだけ注意したいのが、ただ単に文字数を増やすだけでは意味がないってことです。
確かに、文字数が多い方が情報のボリュームがある=有益と判断されやすいですが、文字数が多い記事が必ずしも有益かと言ったらそうではないです。
文字数が少なくてもわかりやすく、読者にとって十分な内容の記事もあります。
なので、必要であれば必要な分文字数を増やすようにして、無理に文字数を増やす必要はありません。
無意味に文字数を増やしたことで、かえってわかりづらい記事になることもあるんですね。
無駄な文章が多いのであれば、むしろ削って要点だけをまとめたほうが良いので、文字数は必要なら増やす、読者にとって必要な文字数を設定する、という意識を持ちたいですね。
加筆修正のタイミングは?
加筆修正のタイミングはいつでも良いのですが、ある程度記事が溜まってからにするのがおすすめです。
数十記事程度しか溜まっていないのであれば、ちょっと少ないかなと思いますし、もう少し後になってから手を加えても良いかもしれませんね。
なぜなら、あまり記事が少ないうちに修正しても内部リンクを強化できないからです。
内部リンクとは、記事の中で別記事を紹介することですが、あまり記事が溜まっていないとこの内部リンクを行うことができません。
内部リンクはSEO的にも良いもので、必要な場所に必要な内部リンクがあることで「読者にとって有益な情報が網羅的にそろっている良いブログ・サイト」と評価してもらえます。
なので、ある程度記事が溜まってきて内部リンクを貼れるような状態になってから修正しても良いですね。
私の場合だと、ジャンルにもよるんですがほとんどの場合100記事は超えないと加筆修正はしてないですね。
100記事か200記事を超えてから徐々に加筆修正して、少しずつ改善していく感じになります。
加筆修正も、一気にやるというよりは時間をかけて少しずつやっていく方がSEO的にも良いと思っています。
繰り返しますが、よくやりがちなグーグルのアップデート直後の加筆修正だけは避けてくださいね。
また、こちらもよくありがちな安易なテーマ変更。たったこれだけでアクセスが激減することもあるので要注意です▼
過去記事は書きっぱなしにせず定期的に見直していこう
過去記事は書きっぱなしにしていると、グーグルに
「あ、このブログ(サイト)は長らく更新してないな。情報をアップデートしてないから古い情報が含まれているかもしれない…となると読者に良くないから、よし、順位を下げておこう」
と思われるかもしれません。
実際、ずっと更新してないと検索順位はどんどん下がっていきます。
逆に、定期的に更新を続けている記事は必ず評価してくれますよ。ずっと更新してなくて、やっと更新するとグンと順位が上がるのでわかりやすいですね。
しっかり更新を続けていれば、グーグルはちゃんと見ていてくれますし、しっかり評価してくれています。
新規で記事を投稿し続けることももちろん大事なのですが、それと同じくらい加筆修正も大切なんです。
「検索順位がずっと上がらないな…」
「なかなかアクセス伸びないな…」
と停滞している時は、もしかすると加筆修正が抜けているからかもしれません。
そんな時に、過去記事を見直してみると、急にグンと順位が上がって一気にアクセスが増えたりするので定期的に見直してみてくださいね。