前回は、keepaを使ったリサーチとしてメーカー取引編をご紹介しました。
参考:「Amazon物販」keepaを使ったリサーチ方法(メーカー取引編)
今回は、独自カタログのセット品をリサーチする方法としてkeepaを使ったやり方をご紹介します。
keepaを使ったリサーチ方法にはいろいろな種類があり、前回ご紹介したメーカー取引編と今回のセット品のリサーチ方法もまた全然違います。
人によって多種多様なリサーチ方法があるので、数あるリサーチ方法の1つとしてぜひ参考にしてみてください。
目次
keepaを使ったリサーチ方法(セット品の場合)
keepaの「Data」の「製品ファインダー」をクリックします。
売れ筋ランキングのところで「1」から「100000」を入力し、90日間の下落のところで「-300」から「-50」と入力。
Amazonは在庫切れにチェックを入れましょう。
新品のところで「2000」からと入力し、90日間の下落のところでは「-300」から「-50」と入力します。
メインカテゴリーのところで「ドラッグストア」を選択。
セット品は大体ドラッグストアのカテゴリになるものが多いのですが、あとはビューティやホーム&キッチン、食品なんかも良いですね。
100件くらいの商品が表示されるようになったら「製品を探す」の青ボタンをクリックします。
上から順に見ていくのですが、セット品の場合大体商品タイトル始めに「セット品」や「まとめ買い」の文字があるはずなのでリサーチしやすいです。
画像のものはお掃除用のシートのセット品になっています。
グラフを見てみると、今現在は居ないものの直近までAmazon本体が居たことがわかるので、こういった商品は扱わない方が良いでしょう。
次の商品を見ていきます。
続いてこちらの商品は、バスマジックリンのセット品です。
こちらは、画面右下のグラフを見ると2000円を切ってけっこう安くなってしまっているので、利益を取るのが難しそうです。
出来れば最低でも2000円以上の商品だと利益が取りやすいので、それ以下の商品はスルーしても問題ないです。
また次の商品を見ていきます。
こちらは、歯磨き粉のセット品。
同じ商品が3本セットになったまとめ買いで、グラフを見てみると緑の線がギザギザしているので、よく売れていることがわかります。
かつ、青線の価格が比較的安定していて直近は右肩上がりになっているので、詳しく見ていきましょう。
Amazonの商品ページに移動します。
評価も4.3と良いので、商品自体が良いものであることが推測できますね。
出品者数は現在は2人、メーカーや代理店がおらず扱えそうな商品です。
直近で出品者数の増減が激しくなっている時期もなく、よく売れていて価格も比較的安定しているので、こういった商品は扱ってよいと判断します。
それでは、実際に仕入れられるか仕入れ先を探していきます。
商品名を検索し、仕入れ先を見ていきます。
パッと見たところAmazonで711円が最安値のようでした。
仕入値が2133円なので、FBA料金シミュレーターで計算してみると利益率が10%を切り、利益も312円と少なくなってしまいます。
こういった場合は相乗りすると利益が取れないのですが、独自カタログとして自分だけのページを作れば利益は確保できます。
例えば、歯磨き粉3本セットに歯ブラシを1本付けてその分販売価格を高くするとか。
購入者に喜んでもらえるような付加価値を付ければ、他のセラーより高い出品価格でも買ってもらえるので、独自カタログの場合だとその辺りの利益調整が可能なんですね。
相乗りはもう止めて独自カタログでの出品を
相乗りは、すでにある商品ページに出品するだけなので、商品登録の手間がなくスムーズに出品することができます。
が、その分複数のセラーが居るわけなので早く売りたければ値段を下げるしかなく、値下げ合戦に陥りがちです。
値段を下げれば当然利益は少なくなりますし、赤字になってしまうことも少なくありません。
そういった事態を防ぎ、しっかり利益を取るには独自カタログとして自分だけの商品ページを持つ必要があります。
その際に、何らかの付加価値をつけることで他のセラーより高くても商品は売れるようになります。
ぜひ参考にして売り上げアップにつなげていってくださいね。