「Amazon物販」keepaを使ったリサーチ方法(メーカー取引編)

Amazon物販で欠かせないツールとして人気のkeepa。

無料でも一応使うことは出来るのですが、有料版の方が使える機能がたくさんあるので、ツールの導入を決めたらぜひ有料版で使ってみて欲しいですね。

今回は、keepaを使ったリサーチ方法としてメーカー取引の場合の手順を解説します。

メーカー取引は、Amazonで売れそうな商品を卸価格で仕入れさせてもらえないか、メーカーに直接問い合わせて取引することです。

Amazonで売れそうな商品をkeepaで探し、メーカーを見つけ、商品を卸価格で仕入れさせてもらえるかどうかを確認するまでの具体的なやり方についてご紹介しますね。

大体どの商品も相乗りされていてセラーが複数人居る状態なのですが、そのまま相乗りして出品するのではなく、独自カタログとして自分だけの商品ページを持つことをおすすめします。

keepaを使ったリサーチの手順(メーカー取引の場合)

keepaの画面上にある「Data」をクリックしましょう。

「製品ファインダー」をクリックします。

売れ筋ランキングのところを「50000」まで。

Amazonのところには「在庫切れ」にチェックを入れます。

続いて、カテゴリのところで今回は例として「食品・食料・お酒」を選択し、サブカテゴリで「お茶」と入力して「コーヒー・緑茶・お茶」のタブを選択しましょう。

オファー数のところで新品アイテム数は「2」から「10」まで。

追加のBuy BoxスイッチのところでBuy Box FBAですで「Yes」にチェック。

バリエーションは「バリエーションなし」にチェックを。

Amazonオファーの在庫状況では「Amazonオファーが存在しない」にチェック。

ここまで選択したら、画面右端の「製品を探す」の青いボタンをクリックします。

製品数があまりにも膨大だと探しきれないので、100~200くらいまでの製品数になるまで絞ると探しやすいです。

表示された商品を上から順に1つ1つ見ていきます。

カーソルを商品名のところにあてると、右下にグラフが出てくるのでさっと確認することができます。

青い線が価格、緑の線が売れているかどうかを表しているので、

  • 青い線が平行か、または右肩上がりになっているか
  • 緑の線が上がり下がりしてギザギザした形状になっているか

を確認しましょう。

ここで、例えば

青い線が右肩下がりになっている

となると、出品価格が下がっていることになるのでその分利益が取れにくくなることを意味し、扱わない方が良いと判断します。

また、

緑の線がギザギザしておらず余白の多い形状

であれば、全然売れてないことになるのでこういった商品も扱わない方が良いと判断できます。

商品名をクリックすると、大きなグラフを見ることができます。

こちらの商品は緑の線がギザギザしていてAmazonで売れていることがわかり、青い線の価格もほぼ平行なのでこちらの商品を実際に仕入れられるかより詳しく見てみましょう。

amazon.co.jpのリンクをクリックすると、Amazonの販売ページに飛びます。

商品ページを確認すると、評価数が少なく評価も良くない出品者が1人のみ。

メーカー取引をやっているセラーは数百から数千のレビュー数がある人が多く、評価が極端に悪いセラーも少ないので、こういった出品者がいる商品ページは要注意です。

本来は正規で仕入れられない商品をただ転売しているだけの可能性があります。

もう少し詳しく見ていきましょう。

商品説明欄に、

  • 転売への注意喚起
  • 販売価格の明記と発送元の確認のお願い

が書いてあるので、メーカーが出している商品のようです。

でも、商品ページはメーカーが作ったものだけどその後Amazonから撤退したパターンもあるので一応さらに細かく見ていきます。

下にスクロールしていくとkeepaのグラフが3つ表示されていると思います。

一番下の「新品アイテム数」の青い線は出品者数を表しているのですが、これが1になったり2になったりしているのがわかりますね。

一番上のグラフのBuy Boxの赤い線は、カートを取っている(販売を独占している)ことを表しているのですが、カーソルを当てると「クラシカルコーヒーロースター」とあります。

これがおそらくメーカーのようですね。

メーカーが在庫を切らしたタイミングで、別のセラーが転売品を販売している感じなので、これはいつメーカーに怒られてもおかしくない状態です。

こういったメーカーが居る商品は販売しないようにしましょう。

keepaに戻り、別の商品を見ていきます。

こちらも売れている商品ではありますが、メーカーが売っているのでパス。

続いて別の商品。

画面右下のグラフを見てみると、緑の線がギザギザしていてAmazonで売れているのはわかりますが、販売価格が上下していて価格差があります。

この場合、販売価格を守りたいメーカーと、利益を取るために高く売りたいセラーが居る影響で価格差が生まれている可能性が高いです。

メーカーの希望する販売価格だと利益が取れない、でも利益を取るために高くするとメーカーに怒られる、という状況になりがちなのでこういった商品もパスします。

気を付けたほうが良いキーパの波形としては、一番下のグラフを見てください。

出品者数の増減が激しい波形、ある時を境に一気に出品者数が減っているような波形は、メーカーからのクレームで出品が取り下げられた可能性が高いの出品しないようにします。

それではまた別の商品を見ていきます。

お茶の3袋セットです。画面右下のグラフを見てみると、Amazonで売れていてかつ値段が右肩上がりになっています。

現時点で出品者数は7人。

メーカーや代理店の参入は無さそうです。評価も良いので、商品自体も良いものだと思います。

メーカーや代理店の参入は。過去の販売履歴を見てもありませんでした。

出品者数も極端に増減していることがなく、比較的安定しているようなのでこういった商品はメーカーに直接取引をお願いできないか連絡してみましょう。

メーカー名を検索してみると、すぐに表示されました。

公式サイトを見てみると、画面右端に「卸注文」の文字がありました。

クリックしてみると、「新規取引希望のお客様用問い合わせフォーム」がありました。

こういったメーカーはAmazonで販売させてくれる可能性が高いので、問い合わせて見積などをもらうようにしましょう。

今回はご丁寧に卸注文用のタブがありましたが、なくても問い合わせてみてくださいね。

Amazonでの販売はNGなところもあれば、価格を守ればAmazonでも販売OKだったり、何の制約もなく販売できるところもあります。

その辺りは聞いてみないとわからないですし、交渉次第で変わることもあるので。

商品が見つかったら独自カタログで出品しよう

メーカー取引で利益が取れる商品が見つかったら、そのまま相乗りで出品するのではなく独自カタログで出品しましょう。

そうすれば他のセラーとの値下げ合戦に悩まずに済みますし、利益をしっかりとることができます。

その為には、必ず付加価値が必要です。

その商品を買うであろうターゲットが必要な物、あると嬉しい物、便利な物をおまけとして付けるなど何らかの付加価値を付ければそれが差別化になり、独自カタログでも売れます。

ぜひ試してみてくださいね。

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