Amazon物販でおすすめしている手法の「独自カタログ」は、メリットだらけなんですが唯一デメリットも存在します。
それは、広告費がかかることです。
Amazonでまだ売られていない新規で出品したばかりの商品なので、他の商品に埋もれてしまってどうしても購入者の目に留まりにくい状態です。
それをお金を払って広告を出すことで購入者の目に留まり、商品を買ってもらうことができます。
広告費はその商品にもよるのですが1つの商品で数百円程度かけるとしても、それが1週間となると数千円にはなりますし、出品数が多くなると広告費もばかになりません。
そこで出来る限り広告費をかけない対策が必要なのですが、意外と実践している人が少ないんですよね。
そして、その情報もすごく少ないと感じています。。
私がここ最近実践していて手ごたえを感じている施策があるので、今回は独自カタログで広告費をかけずに商品を売る方法について解説したいと思います。
目次
独自カタログで広告費をかけずに売れた商品データ
まず直近のデータからのご紹介なのですが、下記商品が広告費ゼロで売れています。
最近出したばかりの新商品で商品1と2は同じメーカーの味が違うものを組み合わせているので、本来であればバリエーションで組めるのですがあえて別で出品している商品。
商品1:食品カテゴリー(調味料2袋セット)
- 価格帯:1500円以下
- 出品から販売まで:納品直後
商品2:食品カテゴリー(調味料2袋セット)
- 価格帯:1500円以下
- 出品から販売まで:納品から2日
商品3:食品カテゴリー(せんべいの詰め合わせ)
- 価格帯:2000円以下
- 出品から販売まで:納品から2週間
いずれも2000円以下と低価格なので売れやすいというのもあると思いますが、以前別のカタログで3500円くらいの商品が納品直後に売れていたので、タイミングも関係しています。
このタイミングはこちら側では調整できないので、自分でデータを取っていくしかないですね。
広告費をかけずに商品を売るには?
広告費をかけずに商品を売るには、下記のような施策が上手く行ったかなと体感で感じています。
・商品名にしっかり検索キーワードを盛り込む
・価格改定を日々行う
・売れた商品を横展開する
商品名にしっかり検索キーワードを盛り込む
商品名にしっかりと検索キーワードを盛り込む、これが一番効果のあった施策だと思います。
検索キーワードは、その商品の購入者が検索するであろう単語を推測して商品名に盛り込みます。
例えば、お菓子の詰め合わせを売るのであればそのお菓子はどんな人に買われ、どんな場所でどんな目的で利用されるのかを考えてみましょう。
思いつく限りの単語を商品名に反映させて盛り込むと、検索された時にヒットして買われやすくなるんだと思います。
例:お菓子の詰め合わせ
「お菓子 詰め合わせ 大量 個包装 誕生日 パーティ お祭り 夏祭り クリスマス お正月 運動会 マラソン大会 参加賞 粗品」
お菓子の詰め合わせを誕生日にプレゼントしたり、パーティでゲームの商品に使ったり、お祭りの景品や夏祭りに子供たちに配ったり。
クリスマスの贈り物の1つにもなるでしょうし、親せきや友人家族が集まったお正月にみんなで使うかもしれません。
あとは、運動会やマラソン大会の参加賞・粗品として購入して小分けにしてばらまくみたいな使い方もあると思います。
こんな感じで、その商品を使えるシーン・シチュエーションをキーワードに盛り込むことが大切です。
そのキーワードが具体的なものでかつ網羅されているものだと、検索した時にヒットしやすくなり、広告をかけなくても売れるようになるのかなと。
なので、キーワードを意識して商品名を作ることを心がけましょう。
価格改定を日々行う
これも売れやすくなる要因の1つではと考えているのですが、全く価格を変えずに放置している時期と、こまめに価格改定を行っている時期を比べると明らかに違う気がします。
やはり、価格改定をこまめに行っている時期は売れやすくなります。
あまり動かない商品も、なぜか動くようになるんですよね。
これは仮説でしかないのですが、多少なりともメンテナンスをしているという事実が商品ページのSEOに良い影響を与えているのではないかと。
1日に最低1回、できれば朝晩の2回価格改定を行うと良いと思います。
動かない商品は数円でも数十円でも良いので値段を下げ、動いた商品は数円でも数十円でも少し値段を上げる、という動きをしてみましょう。
売れた商品を横展開する
売れた商品を横展開することも大事です。
売れている商品ページと似た構成の商品ページを作ると、さらにSEOがパワーアップして相乗効果のようなものが得られている感じ。
今販売しているおせんべいのセットが売れるようになってから、同じメーカーの味が違うものや形状が違うものもセットとして売り出したところ、それもまた広告なしで売れています。
売れている商品と関連した商品を新しく作れば作るほど、どんどん売れやすい状況になっているので、横展開していくことも意識していきましょう。
広告だけに頼らずに自分の力で販売しよう
確かに広告をかければよりスピード感を持ってたくさんの商品を販売できるかもしれません。
でも、ただ単に広告を出せば売れるわけでもなく、利益に見合わない広告費がかかることもあります。
また、広告をかけなくても納品直後に売れていくことも多々あります。
なので、広告だけに頼らずに自分の力でも販売していくためにも、ご紹介した施策もぜひ試してみてくださいね。