靴はバイマでも人気のアイテム。
スニーカーなら男女ともに年中売れますし、春夏はサンダル、秋冬はブーツ…といったように、季節ごとにいろんな種類の靴が売れています。
そんな売れるアイテムだからこそ、気を付けたいことがいくつかあります。
まずは、間違えやすく赤字のリスクもある関税。そして、日本とは微妙に違うサイズや箱などの付属品についてですね。
そこで、今回は靴の仕入れで特に気を付けたいこと、私自身今もなお気を付けていることについてまとめてみました。
私も過去いろいろな失敗をしてきて学んだことがたくさんあるのですが、失敗を少しでも減らしてスムーズな買い付けが出来るようにしていきましょう!
目次
靴の仕入れで気を付けることその1:関税(特に革靴)
靴の仕入れで気を付けることその1は関税です。
特に、革靴は関税がめちゃくちゃ高く、利益率25%くらいで見積もっていても赤字のリスクがあります。
なので、下記対策の徹底をお勧めします▼
- 最初は関税込みのサイトを利用する
- 支払い画面で関税額をきちんと確認する
- DDUの場合はだいぶ多めに見積もっておく
最初は関税込みのサイトを利用する
この革靴にはこれくらいの関税がかかる、というのが見てすぐわからなければ、最初は関税込みのサイトを利用したほうが良いです。
例えばファーフェッチなどですね。
支払い画面に移動したら急に金額が変わった…なんてことにはならないので、計算しやすく使いやすいと思います。
支払い画面で関税額をきちんと確認する
オンラインサイトによっては、商品価格の表示欄にすでに関税込みの金額が表示されていることもあれば、支払い画面にて初めて上乗せされることがあります。
商品価格だけを参考に出品してしまうと、いざ注文した時に予想以上の高い関税にびっくりしてしまうことがあります。
そして赤字のリスクもあるので、革靴を出品する時は面倒でも支払い画面にて必ず確認してから出品するのがおすすめです。
ちなみに、全部が革じゃなくても一部革が使われている靴も同様です。
DDUの場合は計算して多めに見積もっておく
オンラインショップには、DDU(関税無し)とDDP(関税込み)があり、どちらなのかはサイトによって違います。
DDUの場合は、商品が届く際に代引きという形で宅配員に関税+関税立替手数料・消費税を支払うことになります。
革靴の関税はかなり高いので、あらかじめ多めに見積もっておくと良いです。簡単にですが輸入税に関する情報をここでまとめておきます。
詳しくはこちら:「税関」1111 関税、消費税等の税額計算方法(カスタムスアンサー)
輸入時の決まりとして、商用で1万円以下・個人仕様で16666円以下の商品に限り、関税と消費税が免税になります。
また、20万円以下の商品に関しては、通常の税率(一般税率)よりも安い簡易税率が適用されますが、革靴の輸入の場合このどちらの決まりも適用外なんです。
革靴にかかる関税は、商品代金の30%かもしくは4800円のいずれか高い方。
例えば、つい先日約3万の革靴を輸入したんですが、個人仕様の場合60%の税率がかかるので、3万×0.6で18000円になりました。
そこから革靴の税率30%をかけて、18000円×0.3で5400円の関税です。
さらに、10%の消費税がかかるので、18000円+5400円に0.1をかけて2340円が消費税。
そしてさらに、DHLの場合は関税立替手数料が1000円(税抜き)かかるので、関税+消費税+関税立替手数料を全部合わせると、8840円かかるってことです。
3万円の革靴に8840円もかかるんですよ?めちゃくちゃ高くてもうびっくりです…
日欧EPAが発効されたこともあり、今後は関税が緩やかに撤廃されていくとのことですが、関税に関しては現時点ではあまり進展なしなので…これからに期待しましょう。
靴の仕入れで気を付けることその2:サイズ
靴の仕入れで気を付けることその2は、サイズ。
海外の靴は日本のものとサイズが違います。ブランドや商品にもよりますが、どちらかというと大きめサイズが多いです。
また、ショップによってサイズ展開や表記が違うことも多いです。
例えば、あるショップではハーフサイズがあるのに、他のショップではハーフサイズがなかったり。
USサイズで購入できるところもあれば、EUサイズでしか購入できないこともあったりします。
人気の商品は日本人がよく注文するサイズ(23~24前後)はすぐに売り切れてしまうことが多いので、在庫確認も欠かさないようにしましょう。
靴の仕入れで気を付けることその3:箱
ブランド品なら、靴の仕入れ時には必ず箱が付いてきます。
が、中には箱の潰れやへこみ、汚れ・傷などがある場合も。輸送時にどうしてもダメージを受けてしまう場合もあると思います。
が、日本のお客様は箱も商品の一部と考える人が多いです。
ちょっとした潰れやへこみも気になる人が多いので、大手の仕入れ先など信頼できるところからなるべく買い付けしたいですね。
ただ、万が一の時のことを考えて、
「海外からの取り寄せなので、外箱に潰れやへこみがある場合もございます。」
と一言記載しておくと良いでしょう。
あとは、どうしても不安であれば仕入れ先に連絡してみて、箱はちゃんと綺麗な状態で届くのか一応確認してみると安心です。
いざという時は返品補償制度をご案内しよう
バイマでは通常返品交換はできませんが、下記条件を満たしている場合は返品補償制度が利用できます▼
《お申込み可能な条件》
「発送済み」ステータスの取引である(取引完了前)
「あんしんプラス」に申し込んでいる
商品に不良がない(初期不良や問題がある場合>>こちら)
新品・未使用の状態である
対象のカテゴリ商品である(※福袋として出品されている商品は、対象カテゴリであっても対象外扱いとなります)
参照:バイマガイド 商品のイメージ・サイズ違いによる返品補償について知りたい
バイマあんしんプラスに加入してない人は対象外で、対象外カテゴリーの商品も利用できないのですが、靴の場合は返品補償制度が受けられます。
もし、購入後に返品や交換を希望されるお客様が居たら返品補償制度をご案内するのも良いですね。
返品補償制度対象外の商品の場合で返品や交換を希望されたらやり取りが大変になりますが、返品補償制度が受けられるのであればやり取りも楽ですよね。
双方にとって良い結果が期待できるので、そこはプラットフォームの良さであり活用すべきポイントでもあるので、いざという時は検討してみましょう。