アフィリエイトで収益を上げるには、
- 100記事以上は書かないとだめ
- 3か月以上は続けないといけない
など、人によっていろんな指標があります。
具体的な指標で、特に目安にしたいのがアナリティクスの「直帰率」と「滞在時間」です。
直帰率は低ければ低いほど、サイト内のほかのページも見てくれているということなので、興味を持ってもらえるページがいくつもあることを意味します。
そのブログ・サイト自体が専門性が高かったり、運営者自身に興味がある人が多いということです。
滞在時間は長ければ長いほど、じっくり記事を読み込んでもらえているということなので、タイトルに合った記事が上手く書けていることを意味します。
アフィリエイト初心者で、直帰率が高く滞在時間が短い場合は、ジャンルも関係していますが、多くはタイトルと記事の内容が合ってないことが原因です。
特に、「~とは?」からいつも記事を始めている人は一度見直してみると、劇的に直帰率や滞在時間が改善されて、読まれる記事が書けるようになりますよ。
目次
~とは?の見出しは本当に必要かを考える
たくさんのブログ・サイトを見ていると、~とは?の見出しから記事が始まっていることがあります。
例えば、アフィリエイトとは?という見出しであれば、アフィリエイトがどんなものか?について説明する感じです。
そして、その後に
- アフィリエイトの稼ぎ方
- おすすめのジャンル
- 使うべきASP
などについての見出しがあり、より詳しくアフィリエイトについて知れる内容が多いかと思います。
流れとしては間違ってはいないのですが、最初に「~とは?」の見出しが本当に必要か?を考えるべきです。
一度考えてみると、多くの場合は「~とは?」の見出しは必要ない場合が多いです。
「~とは?」の見出しが必要な記事
それでは、ここで「~とは?」の見出しが必要な記事について考えてみます。
「~とは?」の見出しを作り、そこで詳細について説明するということは、「~」の部分に入る言葉を、ユーザーはよく知らないということになります。
アフィリエイトとは?で始まるなら、
- アフィリエイトについて全く知らない人
- アフィリエイトについて聞いたことがあるけど詳しくはわからない人
などに向けた記事になります。
なので、タイトルもアフィリエイト初心者に向けた内容になっていればOKです。例えばこんな感じで▼
「アフィリエイトとは?具体的な始め方&稼ぎ方3つをわかりやすく解説」
このタイトルなら、
- アフィリエイトって聞いたことあるけどどんなものなんだろう?
- アフィリエイトが副業におすすめって見たけど本当かな?もっと詳しく知りたいな
- アフィリエイトは稼げるっていうけどどんな稼ぎ方があるんだろう
- アフィリエイトについて初心者向けにわかりやすい解説記事無いかなぁ
- アフィリエイトで稼ぐには一体何から始めればよいのかな
みたいな疑問・悩みを持つ人が記事に訪問してくれるはず。
なので、
ーアフィリエイトとは?
ー具体的な稼ぎ方3つ
・ブログやサイトを使うアフィリエイト
・メルマガアフィリエイト
・Youtubeアフィリエイト
ー初心者におすすめのアフィリエイトはブログアフィリエイト
・雑記ブログ
・特化型ブログ
ーブログを開設しよう
・エックスサーバーの契約方法
・ワードプレスのインストール方法
・プラグインの導入
ーまずは思うままに記事を書いてみよう
・記事の基本構成
・記事作成のポイント
ーアドセンス広告&ASP広告を導入しよう
・アドセンス広告
・ASP広告
ーアナリティクスやサーチコンソールを使って解析しよう
・アナリティクスの目的と使い方
・サーチコンソールの目的と使い方
などの構成で記事を作れば、訪問したユーザーの疑問に答え、悩みを解決してあげることができます。
この記事とタイトルであれば「~とは?」の見出しは必要ですし、一番最初に持ってくることで自然とすんなり読める、タイトルに合った記事になります。
「~とは?」の見出しが不必要な記事
「~とは?」という問いかけは、「~」の部分がわからない人が使う問いかけです。
ということは、初心者やまだよく知らない人が対象。なので、初心者以外の人向けの記事に「~とは?」を入れてしまうとNGです。
例えば、下記タイトルの記事とか▼
「アフィリエイトで法人化するやり方!収益の目安やメリットデメリットも」
タイトルのように、アフィリエイトで法人化した具体的なやり方や法人化の収益の目安、法人化するメリットデメリットについて書いた記事であれば、この記事に訪問するユーザーは
「アフィリエイト 法人化 やり方」
「アフィリエイト 法人化 収益の目安」
「アフィリエイト 法人化 メリットデメリット」
などの検索ワードでたどり着くはずです。
これらの検索ワードを使う、ということはアフィリエイト上級者であり、法人化するくらいなのでかなり稼いでいることがわかります。
そういった人がターゲットなのに、ここに「アフィリエイトとは?」という見出しを入れると、ターゲットと記事が合ってないことになります。
アフィリエイトについてもう熟知しているはずのユーザーが、「アフィリエイトとは?」とアフィリエイトについて一から説明するような見出しを見た時、そのページから離れます。
なぜなら、その記事は自分に向けられたものではないと思うからです。
自分に関係ない記事、自分が知りたいことが出てこない記事、だと判断すると、ユーザーはすぐにそのページを閉じて別のブログやサイトに行ってしまいます。
これが直帰率を上げて滞在時間を下げる大きな原因です。
でもこのパターン、本当にたくさんのブログ・サイトで見るんですよね。
実際、そういったブログ・サイトをツールで調べてみると直帰率が異常に高く、滞在時間がやたらと短いことがほとんど。
ちなみに、まずは
- 直帰率は70%台
- 滞在時間は2分以上
を目標にすると、読まれやすく成約しやすい記事が書けていると思います。
直帰率と滞在時間はアナリティクスのホーム画面で確認できるので、まだアナリティクス導入してない場合はこちらの記事を参考に導入してみてくださいね▼
タイトルと内容が合っていれば記事は読まれる
タイトルが玄人向けなのに、内容が素人向けのものが盛り込まれているのはおかしいので、ユーザーは違和感を感じてすぐに帰ってしまうってことですね。
タイトルが玄人向けなら内容も玄人向けに、タイトルが素人向けなら内容も素人向けにしましょう。
「~とは?」という見出しを一番最初に入れておくと、構成的になんとなく正しい記事ができるような気がしてしまいます。
確かに、何も知らない、まだよくわからない人向けの記事としては「~とは?」の見出しを入れても良いんですよ。
でも、すでに知っている人向けのタイトルなのに、「~とは?」の見出しを入れてしまうと、
- ターゲットのことを考えていない
- そもそもターゲットが誰なのかわかっていない
ということになります。
記事を書いたら都度タイトルと見出しの内容を見直そう
最後になりますが、ジャンルによってどうしても直帰率が高く滞在時間が短くなってしまう場合もあります。
例えば、ニュース系の記事ですね。
ニュースって、暇な時にパッと見て終わり、という人が多く、ニュースだけずっと見ている人は少ないですし、じっくり読み込むことも少ないかと思います。
瞬時に内容を確認する人が多い為、どうしても直帰率が高く滞在時間が短くなります。
なので、ニュース系の記事を書いている人であればあまり直帰率や滞在時間は気にしなくても良いかもしれませんが、しっかり読み込むべき記事を書いている場合は一度見直してみましょう。
直帰率が高く滞在時間が短い原因は、
- 単純に記事が短い
- 文字装飾が不十分で見づらい
- 広告が多い
など、他にもいろいろな原因が考えられます。
でも、初心者の方は特に「~とは?」の見出しが要らないのに入っていることが原因になっていることが多いです。
なので、一度ぜひ見直してみてください。
「~とは?」の見出しは要らないな…と思ったら、端折るだけでも直帰率が低くなり滞在時間が長くなったりしますよ。
記事の改善にぜひ役立ててみてください!