「近道なんてない!結局は自分で自分の道を切り拓いていくしかないのである」
一体なんの話…?というと、今まで私がやってきた仕事の話です。
結局、どの仕事も結果を出すには同じことが大切だとわかりました。
それが差別化するってこと。そして差別化するためには、人と同じではだめで、ほかの人がやってないことやなかなか出来ないことを地道にコツコツやらないといけません。
結果を出すために、もっと早くもっと簡単な方法をどうしても探そうとしてしまいます。
時には、お金をかけてでも近道できる方法を探そうとしてしまうかもしれません。でも、近道があると考えるのは幻想に過ぎず、やっぱり自分の道を見つけるしかないんですよね。
そこに気づくか気づかないかだけでも、結果の出方は変わってくると思いますし、近道を求めずコツコツ自分の道を切り開くことで、どんな分野でも結果を出せるようになるのかなと思います。
目次
自分の道を切り拓くとは?自分のやり方を見つけること
自分の道を切り拓いていく、というのは自分のやり方を見つけることです。
例えば私の場合、フリーランスになる前はアパレル会社で会社員をやっていたのですが、いろいろな業務を任されていました。
本社で打ち合わせや品出しをすることもあれば、店舗に出向いて販売員をやったり、売れ筋商品をチェックしてバイヤーに発注したり、倉庫でひたすら在庫整理をする日もあったり。
他店の手伝いや新店舗の設営など、いろんなことをやっていました。
で、販売員として店頭に立つときは、他にも販売員が居るわけなので売り上げを得るにはそのお店のお客さんを分析して、その層やスタイルに合った商品を提案していく必要があります。
最初は先輩に教えてもらっても、その通りにやれば売り上げにつながるわけではありません。
お客さんに話しかけても反応がいまいちで購入に至らなかったり…
全く何も売れない日には、「今日、自分は一体何しにこのお店に来たんだろう」と、がっかりする日もありました。
なかなか売れないなぁ…という時に、周りの接客をじっくり見ていて、ふとあることに気づきました。
皆、人見知りをするお客さんや好き嫌いの激しいお客さんにはあまり話しかけないんですよね。
うざがられたらイヤだな…嫌われたくない…というのが根底にあるとは思うのですが、それにしても話しかけないんですよね。
じゃあ、そういう周りが話しかけたがらないお客さんを自分が取れば売り上げが上がるかも?と思い、そういうお客さんを積極的に獲得するようにしていきました。
人見知りのお客さんって、実は最初のコミュニケーションがぎこちないだけで、決して人嫌いではないんです。
むしろ、話せばすごく面白い人、めちゃくちゃ優しい人、好みが合う人、そんな人ばかりでした。
好き嫌いが激しいお客さんでも、前回来店時の話やDMの話など、ちょっとしたことから少しずつ話を広げていくと仲良くなれる人ばかり。
そうやって、周りが避けがちなお客さんをターゲットに、試行錯誤して接客しました。
ターゲットを決め、話しかけるタイミングとか、話の内容とか、提案の仕方とか、自分で考えながら自分流のやり方を見つけることで売り上げがあがるようになったんですね。
それまで先輩の接客を見よう見まねでやっても全然ダメでしたが、結局自分に合うやり方を見つけたのが売り上げUPにつながったってわけです。
先輩の真似ばかりして、誰かになりきろうと思ったところで差別化はできないんだと気づきました。
実はこの時の教訓は、フリーランスになってからも役立つことになります。
近道は探せば探すほど遠回りになる
フリーランスになり、アフィリエイトを始めました。
アフィリエイトも、本当にいろいろなやり方があるので、どのやり方が良いのか?調べれば調べるほど混乱していきました。
アドセンスだけ使ったら良いのか?ASP広告も使ったらよいのか?ブログ型がやりやすい?サイト型が大きく稼げる?トレンドは早く稼げる?ペラサイト?PPC???…
誰のやり方が正しいのか、どのやり方にすべきなのかひたすら調べたんです。
答えが見つからず迷ってばかりでしたが、どのやり方でもその人が稼げたならそれも一つのやり方です。
でも、どのやり方でも自分にも合ったやり方か?というと必ずしもそうではありません。
むしろ、自分に合うやり方は大体決まっています。
じゃあどんなやり方が合うのか?というと、それは自分で手探りで探さないといけないんですよ。
私も毎日更新型の雑記ブログや特化型ブログ、定期更新型の中規模サイト、完全放置型の小規模サイト、ペラサイトなどいろいろやりました。
でも今は雑記より特化が良いと思ってやってますし、ペラサイトよりも小~中規模のサイトが合っているのでそちらを作っています。
誰かのノウハウにプラスして自分のやり方も合わせて独自のやり方を築くなら良いのですが、誰かのノウハウだけを当てにしてそれだけでやろうと思っても成功しないんじゃないかな。
自分の道を切り拓くっていうのはそういうことです。
試行錯誤しながら地道に作業を続けるしかありません。
そのコツコツをやらずして結果は出ないと思いますし、一時的に出たとしても結果を出し続ける、どんな分野でも結果を出すのは難しいのではないでしょうか。
近道しようと思っても、結局は自分で地道に作業をする、という本質的な部分に戻ってくるはずです。
近道しようとしていたことがすでに遠回りなんです。
一見近道に見えることが実は遠回りだったりするので、最初から遠回りなんてしようとせずに、地道にコツコツやることの方が結果的に近道になりますよ。
覚悟を決めて自分の道を切り拓いていこう
自分の道を切り拓くって、正直不安ですよね。
わからないこともある、不安もいろいろある、それに失敗したらどうしよう…なんて思うと、なかなか手が進まないもの。
でも、そこで手を止めてしまっては先に進めません。
皆最初はゼロからのスタートで、同じように試行錯誤して進んでいるんですよね。失敗しても、次は成功する確率が上がるので大丈夫です!
誰かに教えてもらうことがダメなわけではないです。
ただ、教えてもらうことが近道だと思い、教えてもらえばすぐに結果が出るのは違うと思います。
ノウハウを当てにするのではなく、自分のやり方が合っているのかを見極めたり、他にこんなやり方もあるんだと視野を広げるために利用するのが良いと思いますよ。
自分の道を切り拓くことは、これで正しいのか?合っているのかわからず孤独で心配になりがちですが、その経験がきっと自分のスキルを磨いてくれます。
近道せずに自分に合ったやり方を続けていくことで、試行錯誤を繰り返していけば、きっと結果につながるはずです。
今覚悟を決めて、自分の道を切り拓いていきましょう!