売上を伸ばしたいな、もっと稼ぎたいな、と思っていてまだ日報や月報を書いていないのであれば、今すぐ書きましょう。
売上を伸ばすのに日報・月報は欠かせないからです。
私も、バイマを始めたばかりの頃は日報はおろか、月報すら全く書いていませんでした。
当然売り上げは上がるわけでもなく、一時的にちょっと上がったとしてもまた下がったりして、全然安定しないんですよね。
でも、月報を書くようになったら売り上げが上がり安定するようになりました。
それはなぜかというと、数字を追うということで今自分がするべき対策が具体的に見えてくるからだと思います。
日報や月報を書かなければ数字を把握することもなく意識もしない。それだったらやっぱり売り上げはなかなか上がらないと思います。
正直面倒ではあるんですが、日報が難しくてもせめて月報だけでも毎月欠かさずに書くようにすると、売り上げも伸びますし安定させやすくなりますよ。
目次
日報は慣れてからでも良い
できれば、日報と月報どちらも書いた方が良いのですが、バイマを始めたばかりでまだそんなに受注もない…という場合は、日報は書かなくても良いです。
というのも、日報って慣れれば簡単ですが、慣れるまでが大変です。
- 日ごとの出品数
- 今月の出品数
- 総出品数
- 受注数
- 売上
- 利益
- アクセス
- 欲しいもの登録数
- ファンの人数
を書くわけなので、細かい計算がなかなか面倒なんですよね。
それに受注が少ないうちは、毎日日報を書くことでモチベーションが下がるパターンもあると思います。
受注が少ないと0が付くことが多くなってきます。
「売上は昨日も0、今日も0…」
と、毎日0の数字ばかり見ていると、段々気持ちが落ち込んでしまうことも少なくありません。
「自分センスないのかな…」
「このままのやり方で良いのかな…」
なんて迷いが出たり悩んでしまったりすることもあるでしょう。
そうなると、バイマを続けていくこと自体が難しくなるので、まだ受注がコンスタントに入ってこない段階であれば、日報は無理して書かなくても良いのかなと思います。
ただ、受注が少なくても最低限月報だけは絶対に書いた方が良いですね。
月報だけは受注が少なくても毎月必ず書こう
月報だけは毎月絶対に書いた方が良いです。
私も、バイマを始めたばかりの頃、日報は書いてませんでしたが月報だけでは書くようにしていました。
というのも、月報を書くだけでも自分のダメなところ、改善点が具体的にわかるようになるからです。
例えば、初心者にありがちなのですが、最初は関税や送料の計算を間違うことが少なくありません。
サイトによって関税・送料込みのところもあれば、別になっているところもありますし、どの商品にどれくらいの関税や送料がかかるのかも、最初はわからないですよね。
間違って計算していたり、安く見積もっていて結果的に赤字になってしまうことも少ないかと思います。
でも、受注があると、それだけで満足してしまいがちなんですよね。
私もそうだったんですが、「今月これくらい受注あるから、利益はこれくらいかなー?」とざる勘定になってしまいます。
実際きちんと計算してみると、思っていたほど利益がないってことがわかりました。
仕入れ値の他に、バイマのシステム手数料や関税・消費税、送料、梱包費などいろいろかかるわけですからね。
きちんと計算して利益を確認することで、
- 思ってたより関税が高かったから、今度から少し高めの利益率にしないといけないな
- サイズ的にもう少しコンパクトな梱包にすれば、送料もそんなにかからなかったな
- 関税が思ったより高くついたから、込みの値段でもう少し上乗せしないとだめだな
など、利益を増やすためにいろいろな気づきを得ました。
こういったちょっとした気づきが利益を少しずつ増やし、安定した収益を得ることにつながるのですが、月報を書いて毎月の数字を確認しないと気づけないんですよね。
なので、月報だけでも毎月欠かさず書いた方が良いと思います。
まずは月報を書き始めて、月報を書くことに慣れ、だんだんと受注が増えてきたら月報+日報も書くようにすると良いですね。
振り返りも忘れずに
日報・月報を書く際は、数字を書くだけでなく必ず振り返りもしましょう。
今日できなかったことは明日できるかもしれませんし、今月出来なかったことは来月できるようになるかもしれません。
逆に、今までできていたことが、今になってできなくなっていることもあるかもしれません。
そういった気づきは、振り返ってみないとなかなか気づけないものなんですよね。
こんなところは良かったから今後も続けていきたい、もっと伸ばしていきたい。
こんなところがダメだったから今後は対策したい、二度と起こらないように気を付けたい、などしっかり振り返りをしていきましょう。
例えば私の場合、先月(4月)の月報はこんな感じでした▼
良かったところ
・出品数は少なかったものの3月の受注数とほぼ変わらなかったので、3月よりも売れる商品の狙い撃ちができていた
・春夏アイテムが調子良かったので横展開して引き続き伸ばしたい
・某カテゴリーが調子が良いので出品数を増やしていきたい
改善したいところ
・比較的低価格の商品がメインで1件当たりの利益が少なかった為、商品に合わせてもう少し利益が取れるように利益率を上げても良かった
・レザー靴を別素材と勘違いし関税が高くついた為今後はこういったミスを防ぎたい
・もっとリサーチの精度を上げて出品数を減らしたい
こんな感じで、ざっと箇条書きでも良いのでまとめておくと、後で見返した時にどれだけ成長できているか?というのもわかりやすくなります。
日報も月報も習慣にすればそんなに大変ではなくなるので、少しずつ習慣化させてみてくださいね。
そして、日報・月報を続けることで売り上げも増やし、安定化させていきましょう!
ちなみに私は下記記事のようにスプレッドシートでまとめていますが、紙に書いてまとめても良いと思います。
売上が停滞した、売れなくなった時はこちらの記事も参考にしてみてください▼