バイマで海外サイト買い付けをしていると出てくる問題点。
それは「日本に送ってくれない商品を買いたい」「日本に送ってくれるサイトよりも安く買いたい」。特にアメリカブランドを扱っていると、こういった問題が出てきます。
ブランドや商品によっては、もともと海外向けに販売していないものもあり、そうなると現地在住者しか買えません。
外注して現地在住者をスタッフとして雇うこともできますが、初心者にはハードルが高いです。
そんな悩みを解決してくれるのが転送サービス。
日本に送ってくれない商品も、海外にある転送会社の住所あてに一旦送ることで、その後日本に送ってもらうよう手配してもらえます。
日本に送ってくれるサイトでも、場合によっては転送会社を使ったほうが、トータル的に安く付く場合もあります。
そこで今回は、バイマで転送会社を利用する時におすすめの2社をご紹介します。
目次
バイマでおすすめの転送会社2つ
バイマでおすすめの転送会社は以下2つ👇
どちらの転送会社もおすすめしているバイヤーさんが多く、実際私も使っているのでぜひ。
2社とも日本語OKなので、「転送ってなんだか怖いし、初めてだからいろいろ不安…」「英語苦手だから問い合わせの時大丈夫かな…」という人でも安心ですよ!
どちらも登録無料なので、今すぐに使う予定はなくても、今後のために登録しておくといざという時スムーズです。
登録済みだと、受注が入った時や欲しい商品が見つかった時にあとは購入するだけなので。
利用の流れは、
- 会員登録を済ませる(無料)
- 登録と同時に会員番号が発行されるので確認する
- 買い付けしたいサイトで商品をかごに入れ、支払い画面に行く
- 住所入力で転送会社指定の住所・会員番号を入力して買い物を済ませる
- 商品が転送会社に着くと、転送会社から連絡がくる
- メールの内容を確認して送料や手数料を支払う
- 転送会社から日本へ発送される
- 日本の住所に商品到着
という感じです。
はむはむ便
アメリカはオレゴン州にある転送会社です。
オーナーの方が日本人なので何かと安心。マスコットキャラクターであるハムちゃんも可愛くて親しみやすいサイトです。
何か質問したいことなどがあれば、日本語での問い合わせができて便利。
時差がある為、メールでの問い合わせのみになりますが、基本的には翌営業日にはメールが返ってくると思います。(平日なら基本翌日)
海外サイトの場合、日本に発送していないお店だと、商品の送り先である住所は海外の住所(転送会社の住所)にしないとエラー表示が出たり、次に進むことができません。
でも、クレジットカードは日本のものが使えて、請求先住所も日本の住所でOKなことが多いです。
ただ、サイトによってはクレジットカードの請求書住所も海外の住所じゃないとエラーが出る場合があります。
私も、転送を使おうと思っていたサイトで、請求書先の住所を日本の住所にしたらエラーになり…
商品の送り先だけでなく、請求先も転送会社の住所にして良いものか、はむはむ便に一度問い合わせしたことがあるんです。
そしたら構いませんよとのご連絡をすぐに頂き、無事決済に進んで商品が買えました。
サイトがやや見づらいのが難点ですが、その分安心して利用できるのでおすすめの転送会社の一つです。
\日本人スタッフ運営で安心の転送会社/
Fishisfast
Fishisfastはアメリカ、デラウェア州にある転送会社。
サイトも全部日本語表記になっていますし、何かあった時のお問い合わせも日本語でOKなんです。
Fishisfastのサイトを見てもらうとわかると思いますが、全体的に整理されていて、とっても見やすく使いやすいのが良いところ。
何の疑問も持たずに買い物出来ます。
定期的に重要事項に関するメールを送ってくれるところも良いですね。
海外から商品を買い付けすると関税がかかってきますが、税率は品物によって変わってきますよね。
特に、靴の税率は複雑なんですが、その影響で国外に発送できず倉庫に逆戻りしてしまうパターンがあります。(つまり日本に送ってもらえない)
となると困るので、Fishisfastでは素材の詳細を記載した重要記載事項が必須になりました。
その詳しい案内のメールが以前届いていたのですが、こういった情報の更新や変更などのアップデートがあっても、海外のサイトって教えてくれないことが多いです。
でもFishisifastではこういった情報もすぐに受け取れますし、安心して海外サイトでの買い付けができます。
見やすいサイトでスムーズな買い付けをしたいという人に特におすすめの転送会社です。
\見やすいサイトで使いやすい転送会社/
転送会社を使って得られること
バイマで転送会社を使うメリットは、以下のようなものがあります👇
- 初心者ライバルよりも一歩先に行くことでステップアップできる
- 扱うブランドの幅が広がり差別化ができる
- 転送を使う方が安いと利益を増やすことができる
初心者ライバルよりも一歩先に行くことでステップアップできる
初心者の場合、最初はなるべく買い付けしやすい商品を、買い付けしやすいサイトから購入します。
転送はなんとなく使うのが不安…という人が多く、敬遠されがちです。
でも、実際に使ってみるとわかると思いますが、実は想像以上にとっても簡単。
商品は転送会社を経由して届きますが、普段の買い物と何ら変わらないので。一度転送を使えば、次からはよりスムーズに使えるようになり、その分バイヤーとして成長できます。
扱うブランドの幅が広がり差別化ができる
特にアメリカのブランドですが、日本には配送していないブランドがけっこうあります。
「あー、このブランド日本に送らないから扱うのは無理か…」と判断して諦める人が多い中、転送会社を使って扱うことにすれば、それだけ差別化になります。
お客さまも、他のバイヤーさんはなかなか扱ってない商品も、このバイヤーさんなら扱ってる!とファンになってくれたり。
今後のバイヤー活動にも良い影響を与えてくれるはずです。
転送を使う方が安いと利益を増やすことができる
日本に送ってくれるサイトはありがたい存在ですが、比べてみると実は転送を使ったほうが安い場合があります。
アメリカの関税ってめちゃくちゃ高くて、物によっては1万円の物買うのに同じくらいの関税・送料がかかって2万円になる、とか普通にあるんですよね。
しかも、お店にもよりますが、一番早い配送方法を選んだとしても、大体10日前後かかる場合もあります。
転送会社を使っても、一番早い配送方法だと1週間弱で届きますし、送料に手数料をプラスしても7000円~8000円とかで済むことが多いです。
仮に一つの商品を1万円で購入して、関税と送料で本来なら2万円かかるところを、転送会社を使って一つの商品を1万7千円から1万8千円くらいで買い付けたら…
一つの商品で少なくとも2~3000円は利益を上乗せすることができます。
なので、転送会社を活用することで、利益を増やすことも十分可能なんですね。
転送会社利用の際に気を付けたいこと
最後に、転送会社を利用する際に気を付けたいことについてご紹介します。
転送会社を使うメリットは、ご紹介したようにいろいろとあるんですが、気を付けるべきこともあります。
それは、
- 手元に届くまで少し時間がかかること
- 紛失や破損のリスクがあること
です。
手元に届くまで少し時間がかかること
アメリカのショップでも、商品到着まで10日前後かかるところもありますが、配送が早いお店も多いです。特にDHLやFedexを使っているお店ですね。
発送後3日~4日とかで届くので、この速さに慣れている人は最初はちょっとストレスを感じるかもしれません…
「いつ来るの…?」
「まだ発送されないのかな…」
とイライラしてしまうかもしれません。
また、アメリカの祝日や連休などにぶつかると、通常よりも時間がかかる場合があります。
お客さまは、どの方もなるべく早く手元に届いて欲しいと思っています。なので、あらかじめお届け予定日は多めに見積もって事前アナウンスしておくと安心です。
紛失や破損のリスクがあること
海外の配送トラブルは日本よりも多いと言われています。
私も過去一度だけ中身が丸見えの箱の状態で届いたことがあります…ヨーロッパのお店でしたが…奇跡的に汚れや破損などなかったのですが、雨が降っていたらヤバかったです。
なので、保険はできるだけ付けたほうが良いです。
保険を付けることで、いざという時に被害を少なくすることができるので、ぜひ検討してみてください。
転送会社の利用で売り上げを伸ばしていこう
やる前は悩んでいたのに、実際やってみたら意外とできた!っていう経験ないですか?
転送会社もハードル高いと思われがちなんですが、信頼出来る外注さんを雇用することよりもハードルが低いと思います。
注意点にさえ気を付ければ、自分の売り上げになり、お客さまにも喜んでもらえるので、上手く活用していきましょう!