バイマに限らず、通販ではお客様が商品を知る手段として写真を見るか商品コメントを読むかしかありません。
写真も商品コメントもどちらも大事なのですが、どちらかというと写真を優先しているバイヤーの方が多いように思います。
商品コメントなのにお買い物の注意事項だけを書いていたり、ブランド公式サイトの説明文をそのままコピペしていたり。
テキトーに書いている人が少なくありません。
でも、商品コメントは意外と見られています。
しっかり作りこむことで、「このバイヤーさんなら信頼できそう」「こんな商品求めてた!」と購入につながることがあるんです。
そこで今回は、お客様を引き付ける魅力的な商品コメントの作り方についてご紹介します。
ポイントを押さえてテンプレート形式にすれば、毎回商品コメントに悩んで時間がかかる…ということも防いで楽にパパっと作れますよ。
目次
魅力的な商品コメントの作り方
魅力的な商品コメントは、次のポイントを押さえて組み立てると良いです。
- 商品の特徴(素材やサイズ感)
- 魅力やメリット
- どんなシーンで使えるか、どんな使い方ができるか
- どんな人におすすめか
商品の特徴(素材やサイズ感)
お客様は手に取って商品を確かめることができないので、実際に手に取った時のようにイメージさせることが大切。
素材やサイズ感はできるだけ細かくお伝えするのが良いですね。
例えば革でも牛革ならカーフスキンだと表面が滑らかでツヤやか、うっすら光沢があることが多いです。
ゴートスキンなら表面にシボがみられるのが特徴で、柔らかいわりに強度があって型崩れしにくい。
ラムスキンなら薄くて繊細なので手触りが抜群です。
革以外だと軽くて汚れにくいナイロン素材とか、もこもこで暖かみが感じられるシェアリング素材とか、いろいろな素材があるのでまずは素材の特徴を記載すると良いでしょう。
あとはサイズ感ですね。
小さめの財布なら小さいバッグに入れることもできますとか、男性なら上着のポケットに収納することも可能ですとか。
大きめのトートバッグとかならゆったりしていてA4サイズの書類も入れられますとか、子供のものを入れるママバッグとしても使えますとか。
特徴をイメージできるようにわかりやすく解説することが大切。
魅力やメリット
その商品が持つ魅力、その商品を手に入れることで得られるメリットも伝えましょう。
例えばピアスなら、スワロフスキーのクリスタルが散りばめられていて顔周りを明るく華やかな印象にしてくれますとか。
マフラーなら、裏表どちらでも使えるリバーシブルタイプなので着こなしに合わせて使い方が楽しめます、とか。
その商品の良さを見つけてアピールするのも効果的。
どんなシーンで使えるか、どんな使い方ができるか
一番重要なのがこの「どんなシーンで使えるか?どんな使い方ができるか?」です。
使い方をお客様に提案する、お客様の頭の中にある使い方にさらにプラスしてアイディアを渡すという感覚ですね。
例えばおしゃれなスカーフの商品があったとして、本来は首元に巻いて使いますが軽く折りたたんでハンドルに巻き付ければハンドバッグにも使えますとか。
ビジュークリップ付きのパンプスがあったら、結婚式やパーティーなどでもお使いいただけますがビジュー部分を取り外せばオフィスカジュアルでもお使いいただけますとか。
「あ、そんな使い方もできるか!」「へーけっこう色々使い道あるかも」と思ってもらえたら購買意欲をさらに上げることができます。
お客様も少しでも良いものを買いたいと思っているはずなので、提案は必須です。
どんな人におすすめか
最後は、ターゲットが誰なのかを明確にすること。
商品の特徴や魅力・メリット、使い方などは誰にでも当てはまることなので、特にどんな人におすすめのかはっきり提示するとささる人にささるはずです。
例えば、軽くて小さく折りたたむこともできる素材のトートなら、小さいお子さんがいるママさんがちょっと近場にお出かけする時とか公園に行くときとかに便利ですよ、とか。
ベルトバッグなら軽くて楽ですし両手が空くので、ワンちゃんのお散歩にも活躍しますよとか。
お仕事用のバッグに使えそうなら、通勤用のバッグとしても優秀です、とか。
ターゲットを具体的にすることで「あ、これ自分のことだ」と思って商品を意識してもらえます。
ハッピーな未来をイメージさせる=受注につながる
人が行動する時って、理想の未来をイメージできた時だけだと思うんですよ。
「こうなりたい」「こういう自分でありたい」そう強く思った時人は行動に移します。
バイマの場合お買い物をするというポジティブな背景があるので。
お客様が思う「こうなりたい」「こういう自分でありたい」という未来をできる限り具体的に見せてあげるのがバイヤーの役目なのかなと思います。
その辺を意識して商品コメントに盛り込むとお客様を引き付けることができます。
また、独自性も生まれてほかのライバルを押しのけて受注を獲得できるバイヤーになるのかなと思っています。
ぜひ参考にしてみてください!