バイマをやっているとお客様の様々な要望にこたえなければなりません。
その中で、どうするべきか?迷ってしまうことの一つがレシートやインヴォイスの提示だと思います。
レシートやインヴォイスは絶対にお客様に提示しなくてはいけないものではありません。
でもお客様からしたら、顔の見えない取引ゆえに、せっかく買う商品が本物なのか心配になってしまうのも無理ないですよね。
なるべくお客様のご要望に寄り添う対応ができたほうが良いので、私の場合は希望されれば基本的にコピーを一部お付けします。
ただ、金額はもちろんのこと、買い付け先も教える必要はないですよ。
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安心が欲しいお客様と仕入れ先は教えたくないバイヤー
お客様は安心が欲しいわけで、バイヤーは仕入れ先はなるべく知られたくないですよね。
金額の黒塗りはバイマでも認められているので良いのですが、仕入れ先まで伏せても良いのか悩むところかと思います。
仕入れ先まで伏せたら一体何の書類なのかわからない…かと言って仕入れ先は知られたくない…
その結果、レシートやインヴォイスの提示は拒否するバイヤーの方も少なくありません。
でも、お客様からすると、安心が欲しいだけなのになんでレシートやインヴォイスがもらえないの?と思います。
レシートやインヴォイスがない=正規品ではないのでは?という疑問も生まれるのかなと。
なので、レシートあるいはインヴォイスのどちらかのコピーを一部取り、金額や仕入れ先名(住所なども)も伏せて提示するのが一番です。
それだけでも十分お客様は安心してくれるんですよ。
買い付け後にレシートを希望されたお客様の話
以前、買い付け後にレシートを希望されたお客様がいらっしゃいました。
金額は5~6万ほどなので安い買い物ではないですよね。バイマはすでに何度も利用されている方でしたが、「お取引について」をご覧になってレシートを希望されたんです。
もともとお取引についてのところで、「インヴォイスやレシートをご希望の場合、金額や個人情報を伏せたうえでコピーを一部お付けします」と記載していました。
希望されたときに、以下の条件でインヴォイスのコピーをつけることを約束しました。
- 税金の管理や返品時に必要な場合があるので原本はつけられないこと
- そもそもレシート発行がない買い付け先はインヴォイスのみをお付けすること
- 金額や個人情報の部分は黒塗りさせていただくこと
- 注文日や注文番号、品名や品番、数量などがはっきりわかる状態であること
お客様はきちんと正式なやり方で商品を購入したというプロセスを知り、間違いがないか確認したいだけなんですよ。
別に仕入れ先が知りたいわけではなくて。
なので、仕入れ先を黒塗りするのはあれだし、かといって仕入れ先まで提示したくないからレシートやインヴォイスも断ろう!と思ってしまうのはもったいないです。
お客様に少し安心してもらうだけで、受注につながったりファンになってもらえることがあるので、ちょっとした取りこぼしを防ぎたいですね。
※ちなみに、レシートもインヴォイスもない場合はオンライン買い付けなら注文確認メールが届いていると思います。
そちらを印刷してインヴォイスとすればOKです。
お客様にできるだけ寄り添うと喜んでもらえる
レシートを希望されたお客様にインヴォイスのコピーを一部入れて商品と一緒に送りました。
金額と仕入れ先名は伏せていましたが、「安心して買い物できてよかった+信頼できるバイヤーさんです」と言っていただけました。
お客様にどう対応したら喜んでもらえるか?自分ならどう接客されたら嬉しいか?を意識しながらお客様と接していきましょう!