出品した商品が売れて目立つと、注目したライバルたちが同じ商品を出品+低価格で勝負を仕掛けてきます。
もし、自分の商品が選ばれる理由が価格だけなら、すぐにライバルたちに人気商品を奪われてしまいます。
せっかく人気商品を見つけても、その都度ライバルたちに取られていてはなかなか収益も安定しません。
何より、追われるストレスも半端じゃないですよね…。
でも、そこでしっかり差別化ができれば、価格競争に巻き込まれることなく安定して利益を得ることができるんです。
その差別化のコツとして、初心者にもできることをまとめてみました。
目次
価格以外に訴求出来ないか考えよう
価格が安ければそれだけ魅力的ですが、ただ単に安く商品を出すだけでは差別化できません。
安いだけで良いのであれば、自分以外の他の人から買うのだって良いわけですよね。自分じゃなくても誰でも良いわけです。
もちろん価格も大事なのですが、最安値にする必要はなくBUYMAの相場内の価格を維持すれば十分です。
それよりも、興味を持ってもらえたり印象に残るバイヤーになる必要があります。
価格以外に差別化する方法はいろいろとありますが、特に効果的でかつ誰でもできるのが以下3つです。
- 1枚目の画像を工夫する
- 在庫販売できるものは在庫販売する
- タイトルやコメント欄を魅力的にする
1枚目の画像を工夫する
トップ画像(画像1枚目)は検索ページに並ぶので、もっとも目に付く部分。
そこにブランドの世界観が盛り込まれていたら、興味を持ってもらえてその世界観に引き寄せられた人が商品を購入してくれます。
手元に商品がない場合はセレクトショップやブランド公式サイトのおしゃれな画像を使いましょう。
また、一度商品を買い付けたらできるだけオリジナルの写真に差し替えるのが良いです。
海外のおしゃれな空間を意識した写真にしましょう。
英字新聞やブランドのカタログを広げてその上に商品を乗せて撮影したり、ラグやクッション、ソファーなどのインテリアを活用して写真を撮るとおしゃれな感じに仕上がります。
真っ白の背景にただ商品を置いて撮影するのも良いですが、できればおしゃれ感を意識して小道具も上手く組み合わせて撮影すると差別化になります。
最近は100均でおしゃれな壁紙が売っているのでそちらを使ってもOK。
在庫販売できるものは在庫販売する
在庫販売できそうなものは在庫販売するのも差別化になります。
多くの人は、少し高くても良いので早く手元に届いて欲しいと考えます。特に、プレゼントなどで急ぎの場合はなおさらですよね。
でもわざわざお店に買いに行く時間はない…という人がバイマで買う可能性が高いので、すぐに発送できるのは強みになります。
売れ筋の商品だけでも良いので、在庫販売を検討するのもおすすめです。
価格は安いけどお届けまでに1週間とかかかるよりも、ちょっと高くても数日で手元に届く方が好まれます。
なので、即発アピールをするだけでも差別化になります。
タイトルやコメント欄を魅力的にする
タイトルやコメント欄を魅力的にするのも大事です。
他のバイヤーさんを見ていても思うのですが、タイトルやコメント欄がけっこう適当だったり、そもそもあまり内容を書いてない人が多いです。
なので、タイトルやコメント欄を魅力的に仕上げるだけでも差別化になりますよ。
私自身、ライバルリサーチをしていて目に留まったタイトルがありました。
「奇跡の入荷」という単語が入っていただけなのですが、それだけで商品ページをつい見てしまうくらいとても印象的でした。
奇跡というのは多少大げさかもしれませんが、それくらい希少価値が高く人気で売り切れやすい商品なのですぐに買った方が良いですよと言われているような感じがしました。
タイトルで引き寄せるのも立派な差別化だなと、見ていて勉強になりました。
コメント欄に関しては以下のような内容を盛り込むのがおすすめです。よくあるブランドの歴史などは、すでに知っている人が多いのであえてコメント欄で説明する必要はないかと。
- 商品を持つメリット(利便性など)
- 使い心地(肌ざわり、収納力、丈夫さ、汚れにくさなど)
- どんなシーンで活躍するか(お仕事、パーティー、旅行など)
- どんな人におすすめか(小さい子供が居るママ、ヒールの多いOKさんなど)
- どんな使い方があるのか(2wayで使える、持ち方を変えられるなど)
などを盛り込みましょう。
ターゲットを決めて、そのターゲットが「ハッ…これは自分のことだ!」とつい思ってしまうような刺さる文を作るように意識しましょう。
そうすれば、商品を選んでもらえますよ。
付加価値を付けることも大事
付加価値を付けることも差別化になります。
ほかの人があまりやってないサービスがあるとそれだけで付加価値になりますよね。
例えば、おまけのサービス。
どちらかと言えばBUYMAではあまりおまけのサービスは無いと思いますがやっている人はやっているという感じです。
おまけにもよりますが、もらえないよりはもらえたほうが嬉しいですよね。
「このバイヤーさんから買うとおまけがもらえるから、せっかくならここで買おう!」と思ってもらえて受注につながるケースはあります。
また、ギフトサービスも同様です。
ギフトサービスはそもそもなかったり、あっても有料のケースが少なくないですがそれをあえて無料で提供したらとても喜んでもらえます。
結果、他のバイヤーさんではなく自分を選んでもらえるんですよね。
こういったサービス1つ1つもお客様は見ていると思うので、自分にできる付加価値もぜひこの機会に考えてみてくださいね!