BUYMA内で売れる商品をリサーチしていると、人気ブランドの人気商品がどれか?というのは誰でもわかると思います。
バイマの人気ブランドランキングを見れば一目瞭然ですし、注文実績を見れば実際に売れているのかも簡単にわかるからです。
ただ、そこで
「よし、じゃあ自分も同じ商品を出品してみよう!」
と思ってもなかなか出品できないんですよね。
ライバルが強すぎて価格面で勝てなかったり、ライバルが多すぎて周りと差別化できなかったり…そもそも良い買い付け先が見つからない…ということも少なくありません。
やっと出品できたとしても、競合が強いor競合が多いと受注までがとても遠くなってしまいます。
そんな時に効果的なのが、「ずらし」を意識することです。
王道の商品をピンポイントで狙うのではなく、人気はあるけど皆が出品している商品とほんの少し違う商品を選ぶことで受注獲得の確率がグンと上がります。
目次
人気ブランドの人気商品を攻める時の「ずらし」とは?
ここで言う「ずらし」とは、下記のような商品です。
例えば、ステラマッカートニーのファラベラやロゴトートってバイマですごく人気の商品で、バイマ以外でもメルカリやラクマでもたくさん売れている商品です。
インスタを見ていても、芸能人の方が持っていたり、ドラマでも使われていたりします。
バイマでステラのファラベラやロゴトートを扱っているバイヤーさんは、日本の販売価格の半額以下で出品できるような特別な割引を得ている方が多いです。
中には卸での仕入れでめちゃくちゃ安く出品しているバイヤーさんもけっこう居ます。
そんな中で自分も対等に戦おうと思っても、
・価格面で勝てず自分だけやたら高い出品価格になってしまう
・買い付けできるカラー展開が少なく画像の見栄えも悪く反応が良くない
・そもそも買い付け先がなかなか見つからない…
という感じで、出品してもお問い合わせすら来ず受注に至らない、そもそもあまり出品できない…と完敗してしまうのですが、ずらしを意識すると勝てる商品が見つかります。
ずらしの戦略で駆け出しバイヤーでも受注を得る!
ファラベラはスエード調のフェイクレザータイプの商品が特に人気ですが、時期によってスエード調以外の商品も登場します。
夏ならラフィア素材とか、冬ならシアリング風のフェイクファー素材とかです。
超定番のスエードタイプであれば見向きもされませんが、期間限定で販売されるラフィアやフェイクファーなどの素材にずらすことで受注獲得のチャンスがあります。
実際私もバイマを始めて間もない頃にファラベラを売って高利益を得ています。
その時の記事はこちら▼
今バイマ内で検索してみても、駆け出しバイヤーさんでもファラベラを売っている方は少なくないのですが、そういう方はきちんと「ずらし」を理解して出品できている印象です。
ステラロゴのトートバッグも同じですね。
バイマで人気のゆったりサイズのものを出品してもあまり反応が無かったりするのですが、小さめのサイズを出品すると売れたり。
「ずらし」を意識することでライバルが少ない環境で戦うことが出来るので、その結果あまり安くしなくても売れることも多く、高利益が得られるのも良いところですね。
あとは、バイマで人気の色である黒やベージュ以外の例えばパステルカラーの色を出品すると受注につながったり、微妙にデザインが違う商品を出品することで受注のチャンスがあったりしますね。
ただし、ずらし過ぎるとこれまた売れないので「良い塩梅に」
ずらしに気を取られて、あまりにもずらし過ぎるとこれまた売れません。。
ちょうど良い加減でずらす必要があるので、ここがちょっと難しいところかもしれませんね。
バイマ内で人気の商品を見つけたら、ブランドとカテゴリーはそのままで
・素材
・大きさ
・色
・デザイン
がほんの少し違う商品を探してみることが大切です。
ずらして出品してみたけどお問い合わせや受注が無い…となったら、ずらし過ぎてないか振り返ってみましょう。
お問い合わせや受注が入ったら、それがちょうど良いずらし加減ということです。
「ずらし」を駆使して売上アップにつなげよう
一度「ずらし」で受注につながると、その後は簡単です。
同じように、別のブランドの人気商品もリサーチして、王道の定番商品からほんの少しずらした商品を出品すれば良いだけです。
私も、バイマを始めて間もなくして「ずらし」により高利益を得た経験から、今も人気商品を見つけては「ずらし」で受注獲得につなげています。
もちろん、お店に交渉して特別な割引をもらうことで、ライバルと同じ価格で戦えるようになるならそういった努力も必要だと思います。
卸での仕入れができるようになれば、バイマで超人気の商品もライバルと同じ価格で出品できて難なく扱えると思います。
でも、それまでの道のりは長く誰でも簡単にできるものではないですよね。
「ずらし」を意識して出品するだけであれば、誰でも今すぐにでもできることです。
テクニックと言うまでもないちょっとした戦略なのですが、上手く活用して受注獲得につなげていきましょう!