「バイマで仕入れた商品の箱に、シールがぐちゃぐちゃになって貼られていて、汚いから剥がさなきゃ…」
「セレクトショップの名前がでかでかと書かれたシールが貼られていて、見栄えも悪いし仕入れ先がばれるのがイヤだから剥がそう…」
バイマで何度も仕入れを重ねると、こんなことがたまにあります。
多くのセレクトショップでは、セレクトショップのタグは製品タグと別でついていることが多く、そもそもシールは少ないですがたまにあるんですよね。
私も以前、バッグを買い付けしたら、製品タグとは別に製品番号記載のシールが貼ってあったのですが、破けてぐちゃぐちゃ+髪の毛までついていて驚きました。。
本当に検品した…?とちょっと不安になりましたが、品物自体には問題なかったので良かったです。
ただ、シールをはがすのは良くてもその後が大変。。
ベタベタになったらお客様も不快になってしまいますし、これ本物?と疑われるリスクもありますからね。
そこで今回は、シールを綺麗にはがして、跡もなくつるつるの状態にする方法についてご紹介します。
目次
シールをはがしても良い材質とそうでない材質
まず初めに、どの材質でもシールをはがしてもOKってわけではありません。
シールが付いているとすれば箱の側面や裏面が多いと思いますが、はがす前にまずは箱の材質を確認しましょう。
表面がつるつるした箱の場合は、材質的にシールをはがしにくいです。
はがせたとしても、箱の表面まで一緒にはがしてしまってかえって汚くなってしまうことがあるので、無理にはがさないほうが良いでしょう。
逆に、エンボス加工などで表面がでこぼこ、ざらざらしている箱の場合は、凹凸によってシールがしっかりくっついていないのではがしやすいです。
なので、どちらかというと表面が凸凹している箱、万一を考えて汚れが目立ちにくい暗めの色の箱であればシールをはがしてみると良いと思います。
シールのはがし方
シールのはがし方ですが、角からゆっくり時間をかけて少しずつはがしていくのがポイントです。
一気にはがすと表面にダメージが残り、綺麗にはがれなくなることがあります。
かなりゆっくり、ミリ単位で少しずつはがしていくと良いですね。
もし、上手くはがれなさそうなところがあれば、別の角からはがしたほうが良い場合もあります。
全体的にはがしたら、とこどろどこ糸を引いたようなところや白っぽく糊が残ったところがあると思います。
見た目的にもNGですし、触っても不快なのでこの糊もできる限り綺麗に取り除きましょう。
シール特有の糊のべたつきを取る方法
シール特有のベタベタを取る方法は以下2ステップでできます。
1.糊をできる限り取り除く
2.手触りを滑らかにする
1.糊をできる限り取り除く
糊を取り除くには、テープを使います。
細めのセロハンテープを数センチ用意して、糊が付いている部分にペタペタと貼り付けましょう。
こまめにペタペタしていくと、大体の糊は取れるはずです。
ただ、見た目的には糊がなくなり綺麗になっても、手で触るとベタベタしていると思います。そのベタベタを取るために次のステップに移ります。
2.手触りを滑らかにする
ベタベタするということは、糊の粘着力があるということなので、粘着力をなくすために油を使います。
油分を含むハンドクリームや乳液などを使うのがおすすめです。
ハンドクリームや乳液をほんの少しだけ手に取り、指先に軽くなじませるようにこすりつけます。
そしたら、その指の腹でベタベタする部分をつるつるになるまで繰り返しなぞります。
何度かなぞっていると、段々粘着力が弱まり、最終的にすべすべの表面になるはずです。
ただ、注意点として、あまりたっぷり付けすぎないこと。たくさん付け過ぎると、油分が箱の表面にしみこんでしまい、シミになることがあるからです。
自分的には少量だと思っても、実際はけっこう油分が多かったりするので、ほんの少しが◎
ちょっと足りないかな?と思えるくらいの量を、手のひら全体に伸ばし、最後に指の腹に乗せてなぞるようにすると良いでしょう。
また、匂いがするものもNGです。
ちょっとでも匂いがするものだと、その匂いが箱表面にしみついてしまうことがあるので、無香料で成分の匂いもほとんどしないようなものを選びましょう。
気持ちよく商品を受け取ってもらう工夫を
たかだか1万円くらいのものでも、お客様からしたらたまのぜいたく品かもしれません。
節約してお金を貯めて、ずっと買えなかったけれど今回やっと買えたものなのかもしれません。
そんな時、商品の箱が汚かったり、なんだかベタベタしていたり、見栄えが良くなかったら…せっかく楽しみにしていたのにががっかりしてしまいますよね。
できれば、やったぁ届いた!とワクワクしながら開封してほしいですし、開封したら想像よりもずっと素敵!と喜んでほしいですよね。
その為には、少しでも商品を良く見せて気持ちよく受け取ってもらえる工夫が必要です。
日本で購入する商品なら、あまり気にしなくても良いと思います。でも、海外で買い付けて取り寄せる商品なら、日本と同じようにはいきません。
私が経験したように、ぐちゃぐちゃの製品シールが貼られ、おまけに髪の毛まで付いていたりすることがあるんです。
某ブランドのレザーバッグなので、あまり安くはない買い物だったんですけどね。
そういった汚れや傷みなどを見たら、なるべく取り除いた方が良いと思います。
ケアカードとかも、ブランドロゴが入った小さな袋に入っていたりしますが、その袋が破れていたり汚れているのであればわざわざ付ける必要はないです。
その代わり、透明な袋に入れてあげるなど、よりきれいに見せてあげることでお客様の満足度も上がるんじゃないかなと思います。
検品する際は、注文した商品と同じもので正しいか?不良個所はないか?ちゃんと付属品はついているか?を確認することも大切ですが、見栄えが良いか?も大切です。
ちょっとした工夫で見栄えを良くし、お客様にもっと喜んでもらえるショップづくりができるので、ぜひ意識してみてくださいね!