「受注来たー!」と喜んだのも束の間、さまざまな事情からキャンセルを希望されるお客様が居ます。
バイマの性質上「取り寄せだとは知らなかった」という理由が多いですね。
他にも、「他でもっと安いお店を見つけた」「必要がなくなった」など様々な理由がありますが、バイマでは基本的に買い付け後のキャンセルはできません。
お客様都合でバイヤーが在庫を抱える義務はないからです。
なので、まずは受注後のキャンセルは承れない旨お客様に伝える必要があります。
そのうえで、それでもどうしてもキャンセルを希望される場合には3つの対応をおすすめします。
目次
お客様が自分都合でキャンセルを申し出た場合の3つの対応
お客様が自分都合でどうしてもキャンセルを希望する場合、下記3つの選択肢から対応を決めましょう。
- 返品補償制度を利用してもらう
- 返品送料と手数料を頂戴して返品を承る
- 一定の条件に当てはまる商品のみそのままキャンセルを承る
一つ一つ解説していきます。
1.返品補償制度を利用してもらう
バイマでは返品補償制度があります。
バイマが定める条件を満たしていれば、誰でも返品補償が受けられるので、まずはその条件に当たるかをチェックしましょう。
バイマ返品補償制度の条件は下記の通り↓
・「発送済み」ステータスの取引である(取引完了前)
・「あんしんプラス」に申し込んでいる
・商品に不良がない(初期不良や問題がある場合>>こちら)
・新品・未使用の状態である
・対象のカテゴリ商品である(※福袋として出品されている商品は、対象カテゴリであっても対象外扱いとなります)
チェックするべきは、
- あんしんプラスに加入していること
- 対象カテゴリの商品であること
です。
ほとんどの人があんしんプラスに加入していると思いますが、たまに加入されてない人もいます。その場合は返品補償制度を利用できません。
また、対象カテゴリ外の商品も返品補償対象外です。
対象カテゴリがどうかをチェックするには、受注リストから商品ページに入り、公開している商品ページを見てみてください。
対象カテゴリであれば、カートに入れるボタンの上あたりに「返品補償制度の対象商品です」という文言があるはず。
この文言がなければ、対象カテゴリ外の商品ということになるので、返品補償制度は受けられないということです。
対象カテゴリをしっかりチェックしたい場合は、下記ページからも確認できます↓
対象カテゴリは、基本的にアウター以外の衣類や靴類、雑貨・小物などです。
それ以外のバッグやお財布、アクセサリーなどは対象外なので、あんしんプラスに加入していたとしても返品補償制度は受けられません。
なので、
1「あんしんプラスに加入していて対象カテゴリの商品の場合は、買い付けした商品を一度お客様の元に送ってから返品申請をしてもらう」
2「あんしんプラスに加入していないor加入しているけど対象カテゴリ外の商品の場合は、次にご紹介する2または3の対応を検討する」
という形になります。
2.返品送料+返品手数料をちょうだいしたうえで返品処理を承る
買い付けにはお金がかかるのはもちろん、手間だってかかります。
お客様都合でその労力を無かったことにすることはできません。お客様にも注文した責任はあるのです。
なので、返品補償制度は利用できないけど、どうしても返品したいという場合は、返品送料と手数料分を差し引いて返品処理を行うようにしましょう。
それでお客様が納得されない場合は、その時はバイマ事務局に相談すると良いですね。
3.一定の条件に当てはまる場合はそのままキャンセルを承る
返品処理をすれば、買い付けの労力は無駄にはなりませんが、それで結果的に不満評価を付けられたらイヤですよね…
キャンセルすれば商品は在庫になりますが、そのお客様の対応でいろいろ対策を練らなくても良くなりますし、気持ち的にはずっと楽になります。
なので、下記条件に当てはまる場合は、そのままキャンセルを受けても良いと思います。
・金額が低めの商品
・売れ筋商品orこれから売れるであろう商品
・ファンが多くバイマでも人気のブランドの商品
金額が低め
金額が安い方が売れやすく、高ければ高いほど売れにくくなります。
5万円以下の商品であれば売れると思います。理想は2~3万円くらいか、それ以下の金額の商品ですね。
5万円以上する商品はなかなか動きにくく、在庫を持つにはちょっとハードルが高いかな…と思います。
私も過去何度も在庫を持ってきましたが、一番高くても2万円台ですね。
売れ筋商品orこれから売れるであろう商品
すでに売れ筋の商品なら、キャンセルを承って他の方に譲った方が良いでしょう。
今はまだ売れてない商品でも、これから売れるだろうなと思える商品であれば、キャンセルして在庫を抱えても良いと思います。
出品ページに実物写真を載せたり、在庫有り表示からの即発OK商品のタグを付けるなど、アピールすれば十分売れる可能性はあると思います。
関連:「バイマ」在庫を抱えた時の対処法とは?すぐ売る為のポイントについて
ファンが多くバイマでも人気のブランド
ファンが多く、バイマでも人気のあるブランドの商品であれば売れる可能性はあると思います。
バイマで売れるか不安なら、メルカリやラクマにも出品しましょう。
関連:「バイマ」メルカリとラクマで在庫を売る時のポイント・注意点
状況に合わせてベストな対応を
お客様がキャンセルを希望してるからキャンセルしよう、と毎回やっていたらこちらの利益はなくなり手間と労力だけがかかることになります。(そんなに頻繁にはないですが)
なので、自分都合のキャンセルには正々堂々と立ち向かいましょう。
とはいえ、それで不満評価を付けられたら、それはそれで困りますよね。
いろんなお客様がいますから、その時の状況に合わせて、3つの選択肢から対応を検討するのが一番かと思います。
バイマのお客様の中には、海外からの取り寄せとは知らず、そんなに時間がかかるものとは思ってない人もたまに居るんですよね。
注文から手元に届くまで10日前後かかるとなると、じゃあいいです、みたいな。
バイマを利用し始めたばかりの方、初めての方に特に多いと思いますが、過去何度もバイマを利用していてもそう思っているお客様も居ます。
(今まで手元に在庫があるバイヤーさんから購入していたのかもしれませんが)
説明すれば理解してくれるお客様も多い
私もバイマを始めたばかりのころにそういったお客様が居ました。
すぐ手元に届くと思っていたので、そんなにかかるとは…キャンセルできますかね?みたいな感じでした。
仮受注ならまだ買い付けしてないのでキャンセルはできますが、既に買い付け済みだったので。
バイマのシステム上、注文後のキャンセルはできないので、キャンセルを希望されたらまずはその旨説明しましょう。
説明すればわかってくれるお客様も居ます。
そのお客様も、買い付け後なのでキャンセルできない旨お伝えしたら、「そうなんですね!すみませんでした…」と理解してくださいました。
バイマのシステムを知らないってだけで、知れば理解してくれるお客様も居ます。
なので、キャンセルを希望されたらまずはお客様にキャンセルできない旨お伝えしてその後の対応を決めましょう!