新幹線と飛行機を比べた場合、飛行機の方が格安セールなどキャンペーンが多いですが空港までが遠い、不便といったわずらわしさもあります。
私も実家の青森に帰省するのに、急に決まったりするので飛行機の方が高くついたり空港まで行くのが面倒で新幹線を選ぶことが多いです。
東北新幹線には今まで何度も乗ってきましたが、もっとお得に乗れたのに…!と思うことも多く失敗した経験も多々あります。
そこで今回は、一番お得に新幹線に乗る方法をケース別でご紹介します。
東北新幹線にお得に乗る方法(ケース別)
- 早めの予約が可能な場合はえきねっとでトクだ値25(25%割引)を利用する
- 直前の利用になる場合は株主優待券を使う
- 往復の新幹線にプラスでホテル泊が必要な場合はびゅうトラベルを比較検討
それぞれ解説していきます。
早めの予約が可能な場合はえきねっとでトクだ値25(25%割引)を利用する
東北新幹線のチケットには、トクだ値という早割サービスがあり
- トクだ値5が5%割引
- トクだ値25が25%割引
となっていて、トクだ値25%が適用になれば片道の正規料金17270円が13090円になります。
往復だと26180円なので、正規料金の往復と比べた場合8360円お得に乗車できます。
ただ、トクだ値を使いたくてもほぼほぼ空席が無いことが多いので現状利用できるのはタイミング次第といった感じです。
今日が5月9日なのですが、1か月後の6月9日の日付で見てみるとトクだ値はもう5%も25%も残席ゼロです。
で、1か月後以降だと事前受付という形で申し込みは可能になります。
ただ、事前受付の場合片道ずつしか申し込みが出来ず第3希望まで入力して申し込んでも席が取れない…ということがあります。
そうなると、チケットの手配がまた一から全てやり直しということになりすごく面倒です。
私も過去に第3希望まで入力して結果を待ちましたが、席が取れなかった旨のお知らせメールが届いて手配した時間や待っていた時間はなんだったんだろう…と思いました。
トクだ値は時間に余裕を持ってもタイミング次第で使えない可能性が高いので、時間にあまり余裕が無い方や安い切符を早く確定させたい方は最初から株主優待券の利用をおすすめします。
直前の利用になる場合は株主優待券を使う
株主優待券を使う場合は、
- まず株主優待券を購入
- えきねっとでチケットを購入する際に株主優待券の番号を入力する
という作業が必要です。
株主優待券を使う場合、往復でのチケット購入は出来ないので往復のチケットが欲しい場合は片道ずつ購入します。
株主優待券を買う場所:その1金券ショップ
まず1の株主優待券の購入なんですが、金券ショップかフリマアプリの利用の2択になります。
金券ショップだと、ご自身のお住いの近くで探すのも良いと思いますが都内であれば新橋のニュー新橋ビル1階にある金券ショップがおすすめです。
都内に長く住んでいる友人から、いろいろ見てきたけどここが一番安いよ!と聞いて実際に連れていってもらったのですが確かに一番安いと思います。
金券ショップはいくつもあるんですが、大体5分くらいで1周出来ると思うのでざっと回って見てみると良いですね。
その時期にもよりますが、一番安い時で3000円の株主優待券があり平均すると大体3200円くらいで購入できることが多いです。
新橋周辺に行く機会があればそのついでに購入しておきましょう。
株主優待券を買う場所:その2フリマアプリ
都内に行く機会が無い、都内に行っても新橋まで行かない…という場合はわざわざ交通費をかけなくてもフリマアプリでも購入可能です。
フリマアプリは、メルカリはラクマかヤフオクになりますがおすすめはヤフオクです。
場合によってはラクマでも安く出品されていることがありますが、ヤフオクと比べると出品数が少なく早い者勝ちな感じなのですぐに売り切れてしまいます。
ヤフオクも安いとすぐに完売するのですが、ラクマよりも出品数が多いのでまた別の株主優待券を安く購入することができます。
ヤフオクの場合だと、
- 株主優待券を自宅まで郵送してもらう
- 番号通知のみ(株主優待券は送付されず、記載の番号をメールで通知してもらう)
の2パターンがあります。
株主優待券を自宅まで郵送してもらう場合だと、ちゃんと手元に商品が届く安心感があるのですが送料がかかったり届くまでに数日かかるのがデメリットです。
番号通知のみであれば、購入後支払いが完了すれば数時間以内に番号が手に入るので、その番号さえあれば新幹線のチケットをすぐに購入することが可能です。
私の場合基本的には新橋でまとめて安く購入しているのですが、買えない時はヤフオクで購入しています。
その際は番号通知のみを選んでいます。
個人からの購入の場合、商品を買ったのに番号の通知が無かったらどうしよう…と不安になるかもしれません。
株主優待券は業者(買取業者)も多く出品していて、評価も良く評価数も多い出品者が大多数なのでそういった業者さんから購入すると安心です。
ヤフオクで購入する場合は1点注意点があり、クレジット払いが使えないので銀行振り込みになります。
その際の手数料も念頭に入れてどこで買うのが安いのかを検討してみてください。
あとは、入札と即決の2パターンがあるのですぐに購入したい場合は即決のほうが良いです。
入札だと安く買える可能性はありますが、数日程度待たないといけないですし入札額が上がれば希望の価格で買えなくなってしまうのでご参考までに。
往復の新幹線にプラスでホテル泊が必要な場合はびゅうトラベルを活用
往復の新幹線にプラスしてホテル泊をする場合は、びゅうトラベルを使った方がトクだ値25や株主優待券を使った場合よりも安く済むことがあります。
びゅうトラベルは往復の新幹線に宿泊がセットになったプランなので、往復の新幹線のチケットとホテルを別々に予約するよりもお得なケースがあるからです。
実際に私の過去のケースだと、こんな感じでかなり安く済ませることができました。
過去のケース) 青森-東京間の往復の新幹線+都内ホテル1泊料金=29600円
トクだ値を使ったとしても東京青森間の往復新幹線が26180円なので、差し引くと3420円となりますがさすがにこの価格で都内で1泊するのは難しいですよね。
こんな感じで、ホテル泊も込みだとトクだ値や株主優待券を使って別々に購入するよりもびゅうトラベルでセットで予約する方がお得なことが多いです。
結局どれが一番お得?目的別比較表
目的 | トクだ値25 | 株主優待券 | びゅう |
---|---|---|---|
時間に余裕があって料金重視 | ◎片道13090円 | 〇 | △ |
時間に余裕がなく料金重視 | 〇 | ◎片道10470+優待券3200円弱 | △ |
往復新幹線+宿泊 | △ | 〇 | ◎ |
空席を確保できるのであれば、料金的には一番安いのはトクだ値25です。
ただ、タイミング次第でなかなか取るのが難しいので、その場合は株主優待券を使った方が良いです。
株主優待券であればハイシーズンも関係なくいつでも取れるので、なんなら出発数時間前でも取ることが可能です。
私自身もう何十回と新幹線に乗ってきましたが、トクだ値を利用できたのは数回程度で基本ほぼ株主優待券を使っています。
宿泊の場合は、株主優待券を使って購入したチケットにホテル代をプラスするよりもびゅうトラベルのほうがセット料金で安くなっている場合があるのでこちらも検討してみてくださいね。
充実した旅をお得に楽しもう
今回は東北新幹線、東京-青森間でお得に新幹線を利用する方法についてご紹介しました。
前もって早めに予定がわかっていれば、航空券のキャンペーンに合わせて飛行機のチケットを取るという選択肢も見えてきますが急な予定だとそれも難しいですよね。
自宅から空港まで、空港から自宅までの移動手段や時間を考えるとそもそも新幹線一択という場合もあると思います。
その際には、今回ご紹介した3つの方法を検討してみてくださいね。
私も、前回実家がある青森に帰省した際に出発2日くらい前にさくっとチケットを取って帰省しました。
関連:フリーランスだから出来るふらっと旅-友人や家族へ会いに青森帰省旅行
思い付きで急に旅行がしたくなった時にも、株主優待券は便利なのでぜひ活用してみてください。
それでは素敵な旅を🚄✨