「売上UPにVIP買い付けは必須」
そう聞いていざVIP買い付けを始めようと思っても、一体何から始めて良いのやら…英語が出来ないからなぁと不安に思うこともあるかもしれません。
また、ショップにメールを送ってみたものの返信が無い、VIP割引がもらえない…とつまずいてしまうこともあると思います。
私も最初は返信が無かったりあっても期間限定クーポンしかもらえなかったりして、上手くいかず思い悩むこともあったのですが、今はすんなりVIP割引がもらえるようになりました。
そこで今回は、VIP買い付けの交渉方法とショップに連絡するべきタイミングについてご紹介します。
英語が出来なくても無料で使える翻訳サイトを使えば誰でも交渉文は作れますし、ちょっとしたポイントを押さえれば常時使えるVIP割引がすぐにもらえるようになりますよ。
目次
VIP買い付けの事前準備
まずはVIP買い付けの事前準備ですが、
「ここのショップの割引が欲しい」
と思ったショップをあらかじめリストアップしておきます。
その時に簡単にショップの特徴についてまとめておくと良いです。
このショップではこのブランドのこの商品が欲しい、とか、このブランドは他のお店よりもラインナップが充実してるから安く買いたい、とか。
というのも、交渉メールを送るとお店によっては「うちのお店でどんな商品を買いたいの?」「どのブランドに興味があるの?」と聞かれることがあるからです。
聞かれた時にすぐに答えられるようにする為にも、リストアップする時点で簡単にでもまとめておきましょう。
私の場合、一つのショップで大体3ブランドはチェックするようにしています。
メインのブランドを1つ決めておいて、このブランドの商品が特に欲しいんですがあとはこのブランドとこのブランドの商品も欲しいです、と伝えることが多いです。
VIP割引をもらう交渉方法
VIP交渉は、下記の内容を盛り込んでショップにメールを送ります。
- 簡単な自己紹介(どんなバイヤーで主にどんな商品を扱っているか等)
- 現在の月の仕入れ額と今後の予想仕入額
- 30%の割引クーポンがもらえないか?
日本語で文章を作り、下記サイトで英語に翻訳するとあっという間に交渉文が作れちゃいます。
英語版バイマの問い合わせ対応にも便利で、私もよく使っているおすすめのサイトです。
英語版バイマの問い合わせ対応についての記事はこちら▼
簡単な自己紹介
自分がどんなバイヤーでどんな商品を主に扱っているのか紹介します。
日本で活動しているバイヤーでハイブランドの革製品を主に販売しているなら、日本在住で日本のお客様にラグジュアリーブランドのバッグやお財布を提供しています、とか。
今後はアパレル商品にも力を入れていきたいので提携できるショップを探しています、とかですね。
具体的な活動内容を書いた方が興味を持ってもらえるのかなと思います。
現在の月の仕入れ額と今後の予想仕入額
今大体毎月これくらい仕入れているという目安の額や、今後これくらい仕入れられますという予想額を提示しましょう。
今はまだまとまった仕入れがない場合は、今後の予想仕入額だけでも良いです。
これくらい仕入れるという目安があれば、どれだけお店に貢献できるのか相手のメリットを伝えることができますからね。
ヨーロッパのお店ならユーロ表記で。
私の場合、大体月に1万ユーロから3万ユーロ仕入れられますと書いてます。
もっと大きな額でも良いですが、複数のショップから仕入れるとなると実際これくらいが妥当だと思います。
30%の割引クーポンがもらえないか?
割引率はショップによって違うのですが、経験上大体平均20%~30%くらいの割引がもらえます。
なので、最初から30%の割引がもらえないか聞いてみると良いです。
30%オフクーポンくださいと言ってすぐにもらえる場合もあれば、とりあえず20%オフクーポンがもらえて実績が溜まるにつれて割引率を上げてくれる場合もあります。
取引回数を重ねることでさらに交渉して割引率を上げてもらうのも良いと思いますが、最初は30%の割引がもらえるよう交渉してみましょう。
連絡するべきタイミング
以前は、VIP交渉したいお店が見つかったらその都度すぐに連絡していました。
が、繁忙期の間は忙しくて返信がもらえにくく、その時だけ使えるクーポンはもらえても常時使えるクーポンはもらえにくいということに気付きました。
それから、セール前やセール期間中、長期休暇に当たる時期などは除いて連絡するようになったら返信率が高まり、一発で常時使えるクーポンがもらえるようになったんです。
なので、VIP交渉はリストを作っておいて時期を見てまとめて連絡するのがおすすめです。
ショップの繁忙期
- 6~8月
- 11月後半~1月半ば
6月から8月にかけては、春夏のセールや夏休みがあるので長期休暇に入るショップが少なくありません。
11月になると中国のシングルデーがあり、後半はブラックフライデー・サイバーマンデーを皮切りに本格的なウィンターセールが始まります。
クリスマス、年末年始といイベントが続き1月半ばを過ぎてから落ち着いてくるので、上記時期は避けてメールすると良いと思います。
ショップが比較的暇そうな時期を狙って連絡するのも一つの戦略ですね。
5~10店くらいずつ連絡するのがベスト
良いお店を見つけたら、ここも交渉したい、こっちも交渉したい…とどんどんリストアップされていきますが、一気に何店舗もまとめて連絡しない方が良いです。
以前、リスト化したショップにまとめて一日何十件と交渉メールを送ったことがあったのですが、ショップによっては返信が必要な場合もあります。
簡単な審査や手続き(こちらの販売ページのチェック、顧客リストへの必要事項の入力、買い付けについての質問など)も求められることがあるからです。
そのやり取りには何度か続くことがあるので、やり取りに十分対応できる数のショップにアプローチするのがベスト。
返信にあまりにも時間がかかるとこちらの信用問題にも関わってきますし、バイマの他の作業が出来なくなる可能性もあるので。
さばける数のショップにコツコツアプローチしていくのが一番だと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。