「記事を書いているけどなかなか商品が売れない…」
「集客は出来ている気がするけど購入につながらない…」
アフィリエイトをやっていると、物が売れない壁にぶち当たることがあります。
記事を書けば書くほど検索されるキーワードが増えるので、記事数が増えるごとにアクセスは少しずつ伸びていくはずです。
でも、売り上げはあまり変わらない…ということが起こります。
その原因はいろいろありますが、2種類のキーワードを理解してない可能性が高いです。
アフィリエイトで物を売るには2種類のキーワードを理解しないといけません。そのキーワードをうまく使い分けて記事を書くことで、集客しつつ物が売れるブログ・サイトができますよ。
目次
アフィリエイトで物を売る為の2種類のキーワードとは?
アフィリエイトでは下記2種類のキーワードがあります▼
- 購入につながるキーワード
- 購入にはつながらない集客用のキーワード
それぞれ見ていきましょう。
購入につながるキーワード
購入につながるキーワードとは、検索するユーザーの購買意欲が高いキーワードのことです。
購買意欲が高いキーワードはどんなキーワードがあると思いますか?例えば、下記のようなキーワードですね▼
- おすすめ
- 比較
- 格安
- 商標(商品名)
- メリット
- 口コミ
- 評判
- 使い方・始め方
「おすすめ」
例えば、食材宅配のサイトを作ったとして、メインキーワードは食材宅配だとします。
「食材宅配+おすすめ」のキーワードで検索するユーザーは、食材宅配を利用しようか考えているけど一般的にどの会社がおすすめされているんだろう?と考えて検索します。
これから食材宅配を利用しようか検討中なので、購買意欲が高いです。
なので、「おすすめ」というキーワードを使って記事を書くと成約(購入・サービス申し込みなど)しやすくなります。
「比較」
「食材宅配+比較」のキーワードであれば、食材宅配はどんな会社があるのか知りたい、それぞれの会社の良し悪しを知りたい、などのユーザーが検索します。
こちらも今後宅配会社の利用を考えているので、購買意欲が高い=成約しやすいです。
「格安」
「食材宅配+格安」で検索するユーザーは、食材宅配の中でも特に安く利用できる会社がどこかが知りたい人です。
いろいろな食材宅配を紹介しつつ、一番安いところを紹介すると成約につながるでしょう。
「商標(商品名)」
「食材宅配+商標(商品名)」で検索するユーザーは、その商品(宅配サービス)のことをすでに知っているユーザーなので、かなり購買意欲が高いです。
例えば「オイシックス」「わんまいる」「大地の宅配」など。
前々から気になっている、申し込みしようかどうか悩んでいる、というユーザーなので記事内で悩みを解決し、背中を押してあげることで成約します。
ただ、商標(商品名)のキーワードは購買意欲がかなり高い人が検索するだけあって、競合がすごく多いキーワードでもあります。
なので、別のキーワードと組み合わせて切り口を変えたり、ライバルのいないキーワードをプラスしたりする(もしくはずらす)工夫が必要です。
「メリット」
「食材宅配+メリット」で検索するユーザーは、宅配サービスを利用しようか悩んでいるユーザーです。
そこまで買う必要があるか?使う価値はあるか?というところで悩んでいます。
なので、メリットを細かく説明し納得させ、背中を押すことができれば購入につながりやすいです。
とどめの一言が欲しいユーザーですね。どちらかというと自分では決められないタイプで、誰かに自信をもって、これが良いよ!と言ってもらうことで決断できるタイプ。
「口コミ」
「食材宅配+口コミ」で検索するユーザーは、実際に利用した人の感想や意見が知りたいユーザーです。
どちらかというと慎重派で、物の購入は失敗したくないという気持ちがほかの人よりも強いかもしれません。
実際に使った人の生の声を載せることで安心しやすいです。
不特定多数のリアルな口コミを載せることで、安心して成約に至るというパターンが多いと思います。
「評判」
「食材宅配+評判」で検索するユーザーは、世間の人の評判が知りたいユーザー。
なるべく評判が良いところの食材宅配を利用して、安心して使いたいと考えている人が多いです。
使い方・始め方
「食材宅配+使い方」「食材宅配+始め方」などで検索するユーザーは、食材宅配ってどうやって始めるんだろう?と思っています。
なので、始め方をていねいに説明すると、始めるハードルが下がって記事から成約してくれる可能性が高いです。
購入にはつながらない集客用のキーワード
購入にはつながらないキーワードは、記事の中で直接成約にはつながりません。
その代わり、購入につながるキーワードよりも競合が少なく、アクセスを集めやすい特徴があります。
なので、購入につながらないキーワードで集客して、購入につながるキーワードで書いた記事にアクセスを流す、という目的で使いましょう。
購入につながらないキーワードは例えば下記のようなものがあります▼
- 良くない/微妙
- 解約
- 返金
良くない/微妙
「食材宅配+良くない」で調べる人は、実際に使ってみて良くなかったから他にも同じ意見の人が居るか?で調べる人も居ますが、良く無い口コミを探しているだけの人も居ます。
良く無い口コミを探す=良くない原因の対処法がわかれば購入につながる場合もあります。
切り口次第で購入につなげることもできるキーワードですね。
ただ、直接購入につながるキーワードではないので、どちらかというと集客よりのキーワードになります。
解約
「食材宅配+解約」で探す人は、定期の食材宅配を使っていて今解約したいと思っている人か、定期の食材宅配をこれから使うと考えて、簡単に解約できるのか情報を探しています。
切り口次第では購入につなげることも可能ですが、どちらかというと集客で使うキーワードです。
返金
「食材宅配+返金」のキーワードは、食材宅配を使おうと思っている(もしくは今使っている)けど申し込んだ後に返金してもらえるか?返金してもらえる場合の手順は?と気になっている人です。
返金可能な食材宅配の場合、返金の条件やその方法を確認することで、安心して利用できる→成約につながる場合があります。
が、どちらかというと集客に使うキーワードになります。
2種類のキーワードを使い分けよう
実は、購入につながるキーワードってそんなに多くないです。あっても競合が強くてなかなか上位表示できなかったりします。
なので、ブログ・サイト全体で見ると稼ぐ記事は全体の10%くらいとかです。
それ以外の90%の記事はほとんど集客の役目をしています。
購入につながるキーワードを思いつく限りピックアップし、あとは集客用のキーワードでつなげていくと成約するはずです。
購入につながるキーワードばかり書いても、アクセスを稼げず検索結果上位にあげることができなかったり、集客につながるキーワードばかり書いても購入につながらないことになります。
これは購入用、これは集客用、とキーワードごとに記事を分けて利用することで物が売れるブログやサイトができるでしょう。
2つのキーワードを混同したり偏らせたりすることなく、上手く使い分けてブログやサイトを育てていってくださいね。
こちらの記事も参考になる部分があるかと思います▼