「こちらの商品はお取り置きは出来ますか?」
出品した商品に対して、そんなお問い合わせが来ることがたまにあります。
バイマでもそうですが、メルカリやラクマでも同様にあるかと思います。
いろんな出品者の対応を見ていると、人それぞれなんですが、大体の人はお取り置きはお断りしています。
おそらく以前トラブルがあったからだとは思うのですが、せっかく購入してもらうチャンスを逃していたらもったいないですよね。
とはいえ、トラブルが起こるのも未然に防ぎたい…じゃあどうしたら良いのか?
そう思って、お取り置き希望のお客様へのベストな対応について、今回考えてみました。
私が思うに、購入してもらうチャンスを逃さないよう受け入れるべきですが、トラブルを防ぐ為に一定の条件を設けると良いのかなと思います。
目次
お取り置きはなるべく許可したほうが良い
お取り置き希望のお客様が居たら、できるだけお取り置きを許可したほうが良いです。
やっぱり、購買意欲の高いお客様ですからそのまま購入につながる確率が高いからです。断ったらそれだけ購入してもらう機会を失うことになります。
ただ、こちらもトラブルには巻き込まれたくないですし、トラブルがなかったとしてもお互い満足して良いお取引で終えたいですよね。
なので、ある程度お客様は選んだ方が良いと思います。
例えば、
・悪い評価を付けているor付けられている
・総合的な評価があまり良くない(メルカリやラクマの場合)
・お問い合わせに対するマナーがなってない
・やり取りからなんとなく信頼できない
などの場合は避けたほうが良いでしょう。
逆に、
・良い評価ばかり付けているor良い評価ばかりもらっている
・総合的な評価が良い(メルカリやラクマの場合)
・お問い合わせもマナーがある
・やり取りからも信頼できそう
であれば、お取り置きを許可しても良いと思います。
ただ、お取り置きを許可する場合でも、一定の条件を設けることをおすすめします。
お取り置きを許可する条件
お取り置きを許可する時の条件として、下記のようなルールを考えてみました▼
- 購入予定日をあらかじめはっきりしてもらう
- 購入予定日はできれば遅くても1週間以内にしてもらう
- 購入予定日を過ぎたら今回のお取引は無しにして今後のお取引は遠慮させてもらう
- 手元に商品がない場合など取り寄せてのお取り置きはしない(バイマの場合)
これらの条件を満たせない場合はお取り置きはやめましょう。
やっぱり、お取り置きを希望するのはお金はないけど欲しい人が大半です。どちらかというとお金にルーズで約束が守れないことが多いので、不安になったらやめたほうが良いです。
購入予定日をあらかじめはっきりしてもらう
購入予定日がいつなのか?をあらかじめはっきりさせておきましょう。
〇月〇日〇曜日に購入予定です、って言いきってもらうようにしないといけません。
じゃないと、お約束の認識が薄れてしまうので。
あらかじめ日にちをちゃんと決めておくことで、購入者も日にちを意識して買ってくれる人が多いように思います。
なので、3日くらい取り置きします、みたいなのはダメです。
何日取り置きする、のではなくいつ購入してもらうのか、日にちを決めておくとそれが約束になるので。
購入予定日はできれば遅くても1週間以内にしてもらう
購入予定日は遠くなればなるほど、購入が実現しにくくなります。
時間が経てばつほど、購買意欲は薄れるものですし、忘れたり要らなくなったり…なんだかんだ理由を付けて買われない可能性が出てくるので早めに購入してもらいましょう。
できれば、遅くても問い合わせがあってから1週間以内ですね。
それ以上の取り置きだと、取り置きしたところで買われない可能性が高いです。それだけお金がないってことなので、だったら別の人に譲った方が良いでしょう。
購入予定日を過ぎたら今回のお取引は無しにして今後のお取引は遠慮させてもらう
一応くぎ刺しときましょう。
購入予定日を過ぎてしまった場合は今回のお取引は無しにさせて頂きます、また今後のお取引も遠慮させてもらいますのでご了承ください、的な。
ここまではっきり言わなくても良いかもしれませんが、お取り置きをするってことはこちらにもそれなりにリスクがあることを知ってもらうと良いかもしれません。
それで、「やっぱり今回はやめときます」って言われたら、その時点で買わない可能性の高い人を排除出来たってことなのでそれはそれで良いと思います。
手元に商品がない場合など取り寄せてのお取り置きはしない(バイマの場合)
メルカリやラクマの場合は手元に商品がないとそもそも売れないので関係ないですが、バイマの場合は無在庫で販売できるので、取り寄せてからの取り置きを求められることもあります。
先に買い付けして取り置いて、後で購入してもらうって感じですね。
これは絶対にやめたほうが良いです。
いくらお客様が「絶対に買います!」「必ず購入するので」と言っても、その保証はどこにもありません。
むしろ、お取り置きをするお客様はお金がないけど商品が欲しいって人が大半なので、取り寄せても実際には買ってもらえないことが少なくありません。
もともと手元にあった商品なら買われなくても損ではないのですが…
手元になくて、わざわざ取り寄せたのにもかかわらず買ってもらえないのであれば、それは損ですよね。
損してまで取り置きする必要はないですし、むしろ危険なので絶対にやめましょう。
信頼できる良いお客様にだけ取り置き対応をしよう
私も今までけっこう取り置き対応をしてきました。
バイマでは絶対やっちゃダメと言っておきながら、何度かお取り寄せからの取り置き対応をしたこともあります。。
最初のお客様はもう完売寸前の商品で買い付けられるか確実ではなかったので、とりあえず私が買い付けて取り寄せ➡取り置きしてからのご案内ということになりました。
口約束なので、結局買われない可能性も考えたのですが、その商品は売れ筋で絶対に売れる自信があったので買い付けました。
結果、入荷してから注文のご案内をさせてもらったところ、すぐに購入して頂けたので良かったです。
が、その次に取り寄せ➡取り置きしたお客様はダメでしたね。
その商品も仕入れ先には在庫1点のみで、お客様がどうしても買い付けて取り置いてほしいと言うので、口約束ではありましたが買い付けました。
高額商品ではなかったので、まぁ良いか、という感じだったんですが結局ご購頂けず在庫になってしまいました。
その後なんとかメルカリで売りさばきましたが、今後はもう二度としないと誓いました。
やっぱり、必要以上に在庫を持つってすごくストレスですからね。売れないなぁ、売れるのかなぁ、と思うこと自体体に毒ですよ。
あとは、ラクマで取り置きされた方も直前でキャンセルになり購入してもらえなかったことがあります。その後別の方に購入してもらったんですけどね。
他にはメルカリで取り置き希望された方が、明日購入すると言いながらやっぱり明後日でも良いですか?と延長してきたり。購入はしてくれましたが。
私の経験上、半分くらいの方は購入されて半分くらいは購入されない、という感じだったんですがある程度お客様を選び、一定の条件を設けたら買ってもらう確率が上がりました。
50%➡80%くらいです。
なので、お取り置きを希望された時は、お客様を見て許可するか断るか決めて、許可する場合でも一定の条件を設けることで、買ってもらう確率を上げ、お互い気持ちよく取引が終えられるようにしましょう!
在庫のさばき方のポイントはこちら▼