検品時には、
・傷や汚れなど不良個所がないか?
・注文した商品と合っているか?
・付属品がちゃんとあるか?
などなど、チェック項目がいくつもあります。
そんな時に欠かせない項目の一つが、タグの確認です。
商品を購入すれば必ず付いてくるタグは、ただの製品タグであっても、お客様からしたら正規品を購入したという一つの証拠でもあります。
なので、タグが無いだけで「もしかしたら本物じゃないんじゃないか」と不安な気持ちにさせてしまうことがあります。
また、値札の外し忘れも気を付けたいところ。
購入価格よりもずっと安い価格なら、わかっていてもなんとなく気分は良くないものです。
小物に多いのですが、タグが隠れていて気付かないケースがあるので、今回チェックポイントをまとめてみました。
目次
タグは絶対にどこかにある
まず前提としてタグは絶対にどこかにあるものです。
商品によってタグの形状(紙なのか、シールなのか)や付いてる場所は違いますが、必ずどこかにあります。
・バッグならハンドルの付け根辺り
・お財布ならストラップやプルタブの付け根辺り
・アクセサリーや靴なら箱
などですね。
商品についているパターンもあれば、台紙(ピアスなど)や箱(靴など)についているパターンもあります。
まずは商品をチェックしてみて問題がなければ、タグも確認しましょう。
商品や付属品に不備があった場合はこちらの記事を参考にしてみてください↓
色違いの商品が届いて返品した時の記事はこちら↓
「BUYMA」海外の仕入れ先に返品・交換する手順~Lane Crawfordの場合
アメリカブランドの小物は見つけにくい
私の体感なのですが、アメリカブランドの小物はタグが見つけにくいところにあることが多いです。
なので、過去何度かタグから値札を外さずにそのまま発送してしまうところでした…
内ポケットの中に入っていることが多く、簡単に検品した程度では見つからない場所にあるんですよね。
商品を保護している包みを外して、詰め物も取り、内ポケットを開けてみてようやくタグが出てくる感じですね。
すぐにタグが見つからないと、「あ、この商品タグないのか…」と思ってしまいがちですが、タグが無いということは基本的にないと思います。
見落としているだけなので、後々トラブルにつながらないよう気を付けましょう。
過去見落としそうになった商品は、
- スマホバッグ
- パスポートやダイアリーケース
- ピアス
などですね。
スマホバッグってもともと作りがコンパクトなので、中を確認しづらいというのがあるので、壊さないように慎重にチェックしましょう。
スマホバッグでも内側にカードスロットが付いていたり、小さなポケットが付いていることがあります。
そのポケットにタグが入っていたりして、すごく取りづらいのですが、必ず確認しましょう。
また、パスポートケースやダイアリーケースなども、内ポケットの中の奥の方に入っていたりして、発見しづらい・出しづらいので要注意です。
ピアスの場合は台紙の裏に貼ってあることが多いのですが、シールタイプのタグになっていて小さく表記されています。
シールタイプは取り外せないので、値段の部分だけ黒塗りする形になりますが、小さくて気づきにくい分見落としがちなので気を付けたいですね。
タグは必要だけど値札の取り外し・黒塗りはすべき
バイマでは、タグは必ず付けたままで発送するようアナウンスされています。
下記ページでも、
値札や商品のタグは、可能な限り付けたまま配送してください。
※店頭価格を購入者にご案内する必要はないので、価格の部分は切り取り・黒塗りして構いません。
とあります。
タグが付いていないと、
・お客様が偽物なんじゃないかと不安に思い鑑定に出される
・そもそも新品ではなく中古の可能性も疑われる
・別途レシートやインヴォイスなどの証拠を求められる
という手間がかかる可能性がありますし、疑いが晴れなければ返品を希望されるかもしれません。
返品までいかなくても、満足評価をもらえない可能性だってあります。
なので、タグは絶対に付けるべき。切ったり捨てたりせずに、商品と一緒に送るようにしましょう。
ただ、黒塗りや値札部分を取り外すのはOKです。
むしろ、定価の金額が書かれたままだと、「本当はこんなに安く買えるのか~…」とがっかりしますよね。いくら手間賃や販売手数料もかかるとはいえ。
なので、切り取れない部分は黒塗りし、切り取れる部分ははさみなどでしっかり切り取ったものを商品と一緒に送りましょう。
検品は念入りに・厳重に
不良個所がなく、注文したものと正しいか、付属品はちゃんとあるか?を確認することに集中してしまいがちで、タグは何かと後回しになってしまいます。
でも、タグの確認忘れもトラブルにつながることがあるので要注意です。
「値札が付いていてがっかりした」
「タグが無くて本物か疑わしかった」
などのコメントは、お問い合わせ欄や評価欄でもけっこう見ますからね。
私の場合バイマではそういったミスでトラブルはないのですが、20代始めのころにソウルのアパレル会社で働いていた時にやってしまったことがあります。
その時、お客様にご迷惑をおかけしてしまってめちゃくちゃ反省したんですよね…
それ以来二度とミスはしないと心に誓ったので、バイマではちょっとやり過ぎかなと思うくらい何度もチェックして、間違いがないか確認するようにしています。
その分時間も手間もかかりますが、それくらい責任もってやりたいですね。
せっかく綺麗な商品が届いたのに、タグのせいなんかで残念なお取引にしたくないですよね。
商品を梱包する時に、タグがちゃんとあって値札は外しているか、しっかりチェックしてから発送しましょう!
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