先日こんなことがありました。
半年くらい前に在庫を持った商品があって、売れるから在庫持ってても良いやと思ってそのままにしていたら、パタリと受注が入らなくなったんです。
たまにあるんですよね、在庫を持った途端になぜか売れなくなるやつ。
その多くは、すでに居たライバルが力を付けて強くなったとか、新しいライバルが参入してきたとかではなく、ただ単にトレンドが過ぎただけなんです。
あぁ今回もトレンドが過ぎたのかな、そう思って次に売れる機会を探していこうかと考えていたのですが、試しにとあることをやってみたら半年動かなかった在庫がすぐに売れました。
とあること、とはこの記事のタイトル通りカテゴリー変更をしただけです。
カテゴリーを変更しただけで売れなかった商品が売れるようになることは、バイマではけっこうよくあることだと思います。
「商品が売れない…」「手元の在庫をさばきたい!」という方はぜひこの記事を読み進めてみてくださいね。
目次
商品が売れない時、そのカテゴリーは適切か?を考える
「売れると思って出品したけどなかなか売れないなぁ」
「こないだまでは何点か売れたのに、パッタリ売れなくなったな」
そんな時は、一度その商品のカテゴリーを見直してみてください。
商品が売れない、売れにくくなる要因にはいろいろ考えられると思いますが、その一つに「カテゴリーが適切ではないから」というのがあります。
どんなカテゴリーが適切ではないのかというと、下記のような場合ですね▼
- 自分が出品しているカテゴリーじゃないカテゴリーの方が最近売れている場合
- どちらかというと需要の少ないカテゴリーの場合
自分が出品しているカテゴリーじゃないカテゴリーの方が最近売れている場合
自分が出品しているカテゴリーじゃないカテゴリーの方?
と疑問に思うかもしれませんが、これは男女兼用アイテムの場合です。
バイマではレディースファッション、メンズファッションは明確に分かれていますが、商品によってはもともと男女兼用で使えるものがあります。
また、レディースとメンズのどちらでも同じ商品を出していることがあります。
こういった場合は、バイマでは男女兼用タグを使ったり、レディースファッション・メンズファッションのどちらでも出品したりすることができます。
もし、出品した商品が売れない、今までは売れていたのに売れなくなった、そんな場合はレディースとメンズどちらで売れているのか確認しましょう。
もしかすると、メンズで出すと売れるようになり、レディースで出していたから売れなかった、ということがあるんです。
逆もまた然りで、メンズで出していたから売れず、レディースで出せば売れる場合もあります。
より売れるほうのカテゴリーで出品ページを見直し強化することで、売れるようになることがあります。
出品したら終わりではなく、売れたら売れたでその要因をチェックしないといけないですし、売れない・売れなくなったのであればその要因もチェックしないといけないです。
出品したら終わりでまた新しい商品を出品していく、というのを繰り返している人が大半なので、しっかりチェックしてライバルの有無やその動向を確認しつつ、自分の商品ページも改善していくのが理想です。
どちらかというと需要の少ないカテゴリーの場合
バイマでは、需要のあるカテゴリーとあまり需要のないカテゴリーがあります。
例えば、ポーチのようなバッグのような商品があったとして、品名はポーチだとしてもそのままポーチのカテゴリーにするのではなくクラッチにしてみるとか。
品名に近いけど、より需要のあるカテゴリーを選んだ方が反応が良くなります。
ポーチとしても使えるけど、ストラップを付ければミニショルダーバッグとしても使えるのであれば、ポーチではなくてショルダーバッグのカテゴリーを選択したほうが良いです。
自分が選択しているカテゴリーはあまり需要がないのではないか?ほかの需要のあるカテゴリーに変えられないか?というところを考えてみてください。
意外と変えられることがありますし、変えたら急に反応が良くなることって少なくないので。
ちょっとしたことなんですが、自分が売れない要因を作っている可能性があります。
逆を言えば、売れない要因をつぶしていくことで売れるようになるので、まずはとっても簡単な「カテゴリー変更」から試してみてください。
先日実際にあった「半年売れない在庫が2日で売れた」話
記事冒頭の話に戻りますが、先日半年売れなかった在庫が売れました。
カテゴリー変更をしたところ、お問い合わせすら何か月ももらってなかったのに、出品後2日でお問い合わせが来てそのまま売れたんです。
今回は、レディース・メンズカテゴリーの変更です。
その商品は、男女どちらのコレクションでも出ていた商品で、サイズ的にも色やデザイン的にも男女どちらでも使えるもの。
で、私は最初メンズファッションのカテゴリーで出していたんですよね。
なぜかというと、よく使っているセレクトショップでメンズファッションとしてラインナップが組まれていたこと、その時期がちょうどメンズアイテムが売れやすい時期だったからです。
セレクトショップでメンズアイテムとして出ているから、レディースで出品するよりメンズで出品したほうが売れるんだろう、と思い込んでいました。
実際メンズで出品しても売れたのですが、それは時期も関係していました。
その時期がメンズアイテムが売れやすかったから売れた、というだけです。
時期が過ぎたら売れなくなり、「おかしいな、デザインや価格的には問題ないから売れるはずなのに…」と半年たってようたく気づき、その要因を探るに至りました。
その商品は、メンズで見てみると、他のバイヤーさんもたくさん出品している商品なんですが、私だけでなく他の誰もお問い合わせをもらってないんです。
ということは、メンズでは今は売れる時期じゃないってことです。
じゃあ、レディースは?と思って確認してみたら、レディースでは売れてることに気が付きました。
つい最近もお問い合わせが来ているバイヤーが居るし、そのバイヤーの販売履歴を見ても実際に売っています。
なので、これはこのままレディースで出せば売れると確信し、出品したわけです。
そしたら、出品した2日後に在庫確認のお問い合わせをもらい、手元に在庫があることを伝えると即購入され半年眠っていた在庫が急に売れたという感じですね。
出品ページはメンズで出していたものをそのままコピーしただけで、トップ画をちょっと女性らしくしただけで金額も一切いじってません。
こんな感じで本当にカテゴリーを変えるだけで売れる商品があるんですね。
定期的に適切なカテゴリーかチェックしよう
半年全然売れなかった在庫が急に売れた時は、「やったー!」という気持ち半分、「あー何でもっと早く気付かなかったんだろう…」と悔しさ半分でした。
もっと早く売れない要因を探り、カテゴリーを見直していたら半年も在庫を抱える必要はなかったかもしれないですから。
それだけ自分が怠っていたということですよね、大事な商品メンテナンスってやつを。
売り逃しにもつながるので、売れない・売れなくなった時こそその要因を探ってみてくださいね。
カテゴリーを適切なものに変えるだけで急に売れることって本当にあるので、ぜひこの機会に正しいカテゴリー選択になっているか?を考えてみてください!