バイマは唯一無在庫販売がOKなプラットフォームとして知られています。
他のプラットフォームでも無在庫販売ができる場合もありますが、正式にOKと認められているわけではなくグレーだったり、NGな場合がほとんど。
だからバイマでは安心して無在庫販売が出来るのですが…
無在庫は資金ゼロでも始められるのでビジネス初心者にとっても始めやすいメリットがありますが、お客様の手元に届くまでに時間がかかるのがデメリット。
その点、有在庫だと手元に在庫があるのですぐにお客様に届けられます。
その結果、良い評価をもらえることが多いのですが、売れる商品を見極めて仕入れる必要があるんですよね。
それぞれに一長一短があるので、どちらが良いという問題ではありません。
でも、一体どちらが良いのか、初心者の頃は迷ってしまうと思うので、BUYMAを攻略するために無在庫と有在庫の扱い方をまとめました。
BUYMAは基本は無在庫でやるほうが良い
無在庫の最大のメリットって、金銭的なリスクが少ないことです。
注文が入ってから買い付ければ良いですし、貯金が無かったとしても、クレジットカードさえあればビジネスとして成り立ちます。
まとまったお金を用意しなくても良いことは、心理的な負担も少ないですよね。
バイマはもともと無在庫販売がOKなので、基本的には無在庫販売をメインにしていった方が良いです。特に初心者は。
初心者の頃は、何が売れる商品なのかまだわからないものです。
時間をかけて研究し、季節ごとやトレンドごとに何が売れるのかが段々とわかってくるようになります。
ある程度のデータが溜まってくると、きっとこれ売れるだろうなと思った商品が思惑通り売れるようになるはずです。
そうなった時に、売れ筋の商品をいくつか在庫として持つのがおすすめですね。
売れ筋商品を在庫として持つ
販売数を重ねていくと、必ず売れ筋の商品が出てきます。
無在庫のままでも良いですが、もし資金に余裕があったり、これは絶対売れるという見込みがあれば、有在庫で販売すると売り上げが加速します。
バイマでは、受注が入ると検索結果上位に表示されやすくなるので、売れれば売れるほど、さらに売れやすい状況になるんですよね。
なので、売れている時にできる範囲内で数個在庫として持ってみるのはおすすめです。
私も、バイマを始めて最初に在庫を持ったのが2か月目のことでした。
1つ10万以上でバッグを売っていたのですが、まだ思うように仕入れ先を見つけられず、たまたまライバルリサーチで見つけた仕入れ先で1点のみあったので、在庫として持つことに。
そのバッグはまだ1個しか売れてなかったのですが、絶対売れるから大丈夫と見込んで在庫を持つことにしました。
結果、すぐに売れたので在庫を持って良かったですね。
その後は、財布やスマホケースでも売れ筋の商品をいくつか作ることができたので、同様に在庫を持って販売するようにしました。
有在庫のメリットはやっぱり、お客様に喜んでもらえて満足度が高くなることですね。
満足度が高くなれば評価もその分良くなりますし、リピーターさんになってもらうこともできるので、そういった点は無在庫にはない良さですよね。
有在庫はタグ付けを徹底しよう
いくつか在庫を持って販売する場合、販売速度を高めるためにもタグ付けを徹底しましょう。
バイマでは、「手元に在庫有り」や「スピード配送」などのタグを選ぶことができるので、タグ付けすることで早くお届けできることをアピールできます。
また、コメント欄にもすぐお届けできますアピールをしておくと、購入後すぐ手元に欲しい人の購買意欲をかき立てることができますよ。
その場合は、1点のみ入荷ということにして、急いで購入してもらう工夫も必要です。
何点か手元にあるのがわかれば、「別に今じゃなくても良いかも…」「いつ購入するかはまた後で考えよう」と気持ちに余裕を持たせてしまいます。
そうなると、せっかくの機会損失です。
それが、もし1点しかないとわかれば、「他の人に買われる前に買わなきゃ!」「お取り寄せになって待つより今買わなきゃ!」と思ってもらえるんです。
実際は手元に何点かあったとしても、1点のみ入荷したことにしておくほうが良いです。
そして、在庫がなくなったらあとはお取り寄せとなり、お取り寄せには1週間前後かかるということをアナウンスしておくと、行動に移してくれますよ。
1点売れたら、もう1点入荷して在庫はラスト1点…と繰り返し1個ずつ販売すると良いです。
一気に何個も在庫を持つのはNG
在庫を持つ場合は、何個だけ購入する、というルールを事前に決めておきましょう。
有在庫にもメリットはありますが、でも在庫を持てば持つほど良いわけではなく、むしろ持ちすぎるとそれはそれで大変なものです。
バイマでは、商品が一度売れると検索順位が上がってさらに売れやすい状況になるのですが、その逆もまたしかりです。
何らかの影響で受注がストップすると、検索順位も下がって受注が入りにくくなります。
また、先月はめちゃくちゃ売れた商品が、今月はさっぱり…なんてことも少なくありません。
季節的な需要、トレンド、アカウントのアクセス数低下、ライバルの出現、などなどいろいろな要因で急に売れなくなることがあります。
そんな時に、たくさんの在庫を持っていたら、もうストレスでしかないです…
数が多くなくても、高額な在庫も同じですね。一体いつ売れるのかな…この在庫どうしよう…と考えるだけで落ち込んじゃうので。
私の場合、どんなに売れ筋の商品でも基本的には5個以上の在庫は抱えないと決めています。
多くて4つ、大体は2個~3個くらいですね。今は売れていても来月も必ず売れるとは限らないですし、そもそも「絶対」はないですからね。
基本は無在庫で売れ筋だけ有在庫のスタイルでいこう
最後になりますが、無在庫も有在庫もどちらも一長一短あります。
無在庫の方がリスクがないので、初心者の方はまずは無在庫から始め、売れ筋商品が出てきたら少しずつ在庫を持ってみましょう。
バイマ歴も長くなり、毎年の売れ筋がわかるようになったら、その時たくさん在庫を持っても良いですしね。
ただ、やはり最初からいくつも在庫を持つのはおすすめしません。
本当にストレスが溜まっていくので、精神衛生上よくないです。
私も在庫を見てうんざりしたことが何度もあります。なので、無在庫メインの一部有在庫スタイルで攻めていきましょう。
そうすればストレスも少なく、上手くアカウントを育てていくことができますよ!
無在庫は良い、有在庫はダメ、と決めつけるのではなく、それぞれの良いところを上手く活用できないか考えてみてくださいね。