海外から商品をオンラインで仕入れる際、いろいろと気を付けなくてはいけないことがあります。
特に、指輪に関してはサイズや付属品、関税に気を付けましょう。
海外のサイズと日本のサイズは違いますし、同じブランドでも商品によってサイズ感が違ってきます。
付属品も、保存袋だけの場合もあれば箱が付いている場合もあるので、事前によく確認しておくべきです。
また、関税に関しては、宝石を使っている場合かなり高額になってしまうことがあります。
赤字のリスクを防ぐ為にも、支払い画面で一度関税額を確認したり、関税込みのサイトで買うなど対策を取りましょう。
今回は、海外のオンラインショップで指輪を仕入れる際に、私自身特に気を付けていることについてご紹介したいと思います。
目次
サイズ表記はアバウトに&実際に測ったサイズを載せる
指輪のサイズは日本と海外では全く違いますし、オンラインショップで記載のサイズはけっこう幅があることが多いです。
実際に測ってみるとけっこうサイズ違ってるな…ということが少なくありません。
これは、指輪以外でも、例えば靴とか服とかでもそうなんですが。
でも靴なら多少大きくてもインソールを入れれば履けますし、服だってちょっと緩めに着たり逆に絞って着たりすることができる場合が多いです。
それが、指輪だとジャストサイズじゃないと使えないことがほとんどです。
大きいと緩くて指から抜けてしまいますし、小さいと関節を通らない…みたいな。なので、靴や服よりもサイズには気を付けましょう。
サイズはアバウト表記にする
オンラインショップに記載のサイズを日本サイズにする時は、アバウトに表記しておく方が良いです。
日本サイズで大体18号くらいになります、とか。
どちらかというと、小さくて入らないよりは大きい方がまだ使えるので、気持ち小さめのサイズを表記しておくことも大切です。
例えば、日本サイズに換算すると11.6号になる場合は、11号と記載する感じです。
ちなみに、指輪のサイズは夏と冬で1号くらい変わりますし、朝と夜でも1号くらい変わることがあります。
夏は汗の影響で普段のサイズがきつく感じやすいですし、逆に冬はゆるく感じやすいです。
朝はむくみの影響を受けやすいのできつく感じやすく、夜になるとゆるく感じやすいです。
指輪のサイズは1日の中でも、時期によってもまた少し変わるものなので、大きめの作りとかでなければ普段のサイズジャスト~気持ち大きめを選んでもらった方が良いですね。
実際に測ったサイズを載せる
一度商品を仕入れたら、検品がてらすぐに測定して、実寸サイズを載せておくと間違いないと思います。
日本サイズで正確に何号ですか?とたまにお問い合わせが来ることがあります。
そんな時、実際に測ったサイズがわかればお客様も安心して購入できますよね。
その為に、リングゲージと棒は持っておいた方が良いですね。私もセットで持ってますがすごく便利です。100均でも買えると思いますし、ネットでもポチれます。
指輪 サイズゲージ リングゲージ 棒 リングセット 1号〜33号まで計測可能 リングサイズゲージ サイズ計測棒 サイズ計測リング _81106
保存袋だけか、箱もあるか?付属品について
サイズのチェックも大事ですが、付属品の有無を確認することも大切。
アクセサリー類は、ブランドや商品によって保存袋のみか保存袋+箱、あるいは箱のみのいずれかになります。
場合によっては、保存袋も箱もなくタグのみになることもありますが、基本的には保存袋か箱が付属品になります。
日本のお客様は付属品も商品の一部と考える人が多いので、仕入れる前にどの付属品が付くのかを把握しておきましょう。
ただ、確実に付いてくる付属品以外は商品コメントに載せたり画像として商品ページに載せたりしないほうが良いです。
というのも、過去に付いてくるはずの付属品(保存袋)が付いてこなかったことがあったからです。
その商品はバッグだったんですが、本来であれば保存袋が付いてきます。
過去何度も海外から仕入れてきたバッグでしたが、今まで一度も保存袋が付いてこなかったことはありませんでした。
でも、海外では付属品は商品の一部として見なされないことが多く、物自体(今回はバッグ)に問題なければ良いでしょ、というところもあります。
箱が付いてこないことはまずないと思いますが、保存袋は付いてこないことがあります。
なので、ブランドや商品、仕入れ先にもよりますが、商品コメントには箱あり、とだけ記載したり、画像にも保存袋は入れないほうが良いかもしれませんね。
https://lifestylecoordinate.com/accessoires-2775
宝石は関税がかなり高くなる
指輪にもいろいろなタイプがありますが、バイマでよく仕入れる指輪はコスチュームジュエリー系の比較的安価なものになると思います。
有名ブランドが出している指輪は大体コスチュームジュエリー。
※参考
コスチュームジュエリー:真ちゅうやジルコニアなどの素材でできた、普段気軽に身に着けられるカジュアルなアクセサリーで、ファッションジュエリーとも呼ばれる
ファインジュエリー:ゴールドやダイヤなど価値ある素材が使われた高価なアクセサリー
ただ、ファインジュエリーも一部扱っているブランドがあります。
ファインジュエリーは関税が高くなるので、出品する際は多めに金額を見積もっておかないと赤字のリスクがあります。
最初はできれば、ファーフェッチなど関税込み表示のサイトで買うなどして、大体これくらいのジュエリーにはこれくらいの関税がかかる、というのを理解して仕入れると良いですね。
バイマでは指輪のサイズ交換は不可
バイマでは、一定の条件を満たしていれば返品補償制度はありますが、サイズが合わなかったなどの理由で交換対応はできません。
また、この返品補償制度には条件があり、誰でも利用できるわけではありません。
イメージ違いやサイズ違いで返品補償が受けられるのは、下記条件です▼
《お申込み可能な条件》
「発送済み」ステータスの取引である(取引完了前)
「あんしんプラス」に申し込んでいる
商品に不良がない(初期不良や問題がある場合>>こちら)
新品・未使用の状態である
対象のカテゴリ商品である(※福袋として出品されている商品は、対象カテゴリであっても対象外扱いとなります)
参照:BUYMAガイド 商品のイメージ・サイズ違いによる返品補償について知りたい
そして、対象のカテゴリなんですが、指輪を含むアクセサリー全般が対象カテゴリ外なんです。
なので、指輪でサイズ交換を希望されても交換対応ができないんですね。
サイズ交換ができないなら、お客様もせっかく購入してくださってもがっかりしますし、次のお買い物にもつながりません。
そもそもサイズ交換をしなくて良いように、出来る限り対策を取るのがおすすめですね。
以上、指輪を仕入れる時に気を付けることについてまとめてみました。
参考になれば幸いです!